まもなく迷宮入りか

外務省、郭華平（グオ・ホア・ピン）フィリピン名アリス・グオについて国際刑事警察機構（インターポール）へ告発した。

リサ・ホンティベロス上院議員が水曜日の記者会見で明らかにしたもので、同上院議員は、郭華平とその兄妹のウェスリーとシエラ、そしてポーラックに拠点を置くラッキー・サウス代表のカサンドラ・オングが、外務省からフィリピン国際犯罪センターと国際刑事警察機構に通報したと発表した。

同議員は、これによって国際刑事警察機構はフィリピンの要請に対して適切な行動を決定することができる、と補足した。

外務省はまだホンティベロスの声明についてコメントしていない。

フィリピンのオフショア・ゲーミング事業者の犯罪疑惑を調査した上院委員会を率いたホンティベロスは、袂を分かった前市長が、彼女に対して出入国管理局から捜索願が出されたにもかかわらず、発見されずに出国したことを公表した2日後に、この事実を明らかにした。

また、郭華平がフィリピンのパスポートを使って出国したことも明らかにした。火曜日の午後、入国管理局は、郭華平が現在インドネシアにいることを確認した。

これを受けて、ルーカス・ベルサミン行政長官は、外務省と司法省に対し、郭華平のパスポートを取り消す「適切な措置」をとるよう指示している。

 

フェルディナンド・マルコスJr.大統領はまた、「名誉、誠実さ、正義をもってフィリピン国民に奉仕することよりも個人的な利益を優先させるような者が、この政府に入り込む余地はない」とし、郭華平の出国についての調査を命じ、政府は郭華平の逃亡を手助けした者たちを摘発すると言明した。

 

外務省がインターポールに告発したことについて、司法省にもコメントを求めたが、司法省からの回答はまだない。

なぜこれだけ時間が経過しても郭華平は現在インドネシアに在留しているのか？

中国との親交が深いインドネシア政府がどのような対応をするのか？