屋久島の最大の特徴は亜熱帯の森から亜寒帯まで、この急峻な山に植生が垂直分布していることです。
沖縄~北海道までの植生を凝縮したような島。これが屋久島が世界自然遺産になった最大の理由でもあります。
別に、縄文杉があるから遺産になったわけではないのである。
そこで、今回からシリーズで亜熱帯の森~亜寒帯の森の様子を4回シリーズで紹介していこうと思います。
最初は、亜熱帯~照葉樹林の森です。
アコウの巨木です。
高さ約20mぐらいの常緑高木。
幹の周囲から気根を出します。
気根とは、空気中で水分を得ている根のことで、亜熱帯の森の多い植物ですね。
ガジュマルの巨木です。
この木も枝から気根を垂らし、
他の木にその気根がからみつき、
絞め殺してしまう木で有名です。
高さ30m以上にもなるガジュマルの巨木が見られます。
屋久島が北限で鹿児島には自生していません。
秘境ガジュマル巨木の森コースはこちら
http://www.relaxin-yaku.com/hikyou-gajumaru.html