関口一郎珈琲対談
この本は昭和62年におこなわれた、宮城県にあった「喫の会」のメンバーと銀座「カフェ・ド・ランブル」の関口一郎氏との対談の記録だ。
内容は第一部 珈琲と文化、第二部 おいしい珈琲の淹れ方にわかれていて、珈琲愛好家にとって一度は読んでおきたい貴重な記録である。
対談に参加した方々の文化レベルが高いために、リラックスした雰囲気の対談だが内容はかなり深い。
「喫の会」は発行していた同人誌「喫」のサブタイトル「味と香りの本」が示すように、会員の興味の分野を発表する会だったようだ。
13号の関口一郎特集の為に、この対談を企画して収録までした。
だが「喫」は12号で廃刊となりこの企画は日の目を見ることがなかった。
最近になって元「喫」編集室の渡辺徳仁氏が、対談を小冊子にまとめ配っていた。
それが「いなほ書房」から発行されることになり、私達もこの貴重な対談を読むことができるようになった。
2024年10月20日
珈琲パウエル 店主
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