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Violinレイトスターター”ぽっとめ”の 日々のあれこれ。

使わない関節は 硬くなっていくけれど…

2017-12-08 15:16:18 | Violn


使わない関節は 硬くなっていく。。。

大人になってから Violin を始めると、

それまで 使ったことがない関節を使うこともあります。

これは、どの楽器でもそうだと思います。



特に Violinは 手を使うので、

手のいろんな関節の柔らかさが 大事なようです。

以前、あるViolaの先生にお聞きした時、

「手の大きさは関係ない。 柔軟さだ。」と言われました。



最近、まさに そのことを感じます。

手は 全身につながっていると 東洋医学や整体などの分野の方々に聞きますが、

手の関節を緩めるとは、全身を緩めることともつながります。



大人になってから 20年以上、Violinを 細々続けてきましたが、

子どもの頃の身体の硬さに加え、身体を使って弾くという認識が 無かったので、

物理的に、身体を整えるということをしてきませんでした。

なので、長年 弾いていても、 手の関節は 柔らかくなりません。

大人になってから始めた人は、意図的に 手の関節を柔らかくする ということが 必要なのかもしれません。

その点、一般的に柔軟性がある子どもの身体で 弾き続けてくると

ある程度は、関節が柔らかいまま大人になり、あまり必要性を感じない人もいるかもしれません。

でも 子どもも 日々身体が変化しているわけですから、

その変化に柔軟に対応して 弾き方を少しずつ、無意識に、あるいは意識的に変えているのかもしれません。



そんなふうに、弾き続けてきているとは つゆ知らず。

身体が硬いなら、経験値のある大人は、音楽性でカバーを…なんて 安直に思っていました。

でも、これが 大きな間違い。

柔らかい関節で、いろんな弾き方ができるから、

音色を変えることが出来て、「芸術」としての音楽を奏でることができる。

音楽性云々ということが 実際に 表現できる。

気持ちだけでは、なんとも・・・ まぁ、あるだけ マシかもしれないけれど。



そのあたりのことを よくわかっていなくて 迷子になっていた私。

どう 進んでいったらいいのか皆目わからず、

絶望にも近い(なんたって、私は 超ネガティブ思考なので、しょっちゅう絶望してます…苦笑)気持ちを抱く。

でも もう一人の私は、諦めきれない。

そんななか出会った E先生。



Violinを弾くための身体をつくるために

地道に 関節を柔らかくする 小さな小さな体操を続ける・・・



2年で、日常生活や 健康面で 驚くほど 変化がありましたが、

なかなか Violinにつながる 柔らかさには ほど遠く。。。

なるほど、日常的に使う関節とは違う部分を使って

演奏しているんだなぁ。

つまり、

私にとっては、身体的には、まだまだ 楽器を弾くのは、日常ではなく

日常の合間の お楽しみなのだ。。。



プロでもないのだから、 それでいいのだけれど

なぜだか 悲しい。。。

今まで、 つらい時も 悲しい時も そばにいてくれたViolin と

距離がある感じがしてならない。

非常に 寂しい…。



別に相手は、道具なんだから、寂しがることもないと思うが、

一体感を求める 人間のサガなんだろう。。。