散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



さて 飛行機は無事新千歳空港へ。
今回はるいメモの凄さを実例を持ってご紹介したいと思う。

まずは機内で ツアコンのわいちゃんにこのメモを渡し じっくり読んでおいてもらう。

「(空港から市内へは)URの快速エアポートで出ることになるかと思います。
片道36分程度の旅です。空港から市内へは始発ですので、ほぼ、いつでも座れますが
問題は帰り。札幌駅は始発ではなく、ほとんどの列車が小樽からやってきます。
そしていつも混んでいる。ここでオススメしたいのが指定席Uシート。片道300円と安くとても快適です。
指定席を買っておけば 時間も有効に使えます。到着後早目に用意されておくと安心です」

今回のツアーは航空券・空港札幌間のJR切符 クリスマスマーケットで使えるクーポン1000円分
丸山動物園入場券がセットになっていたので
到着後 小樽へ向かう途中に 帰りの札幌―空港の指定席を購入したのは言うまでもない。
こういう 時間を有効に使うということに関しては わいちゃんはぬかりないのだ。

小樽へ向かう途中も 特に当てのないわたくしたちは るいメモとガイドブック片手に
旅程を検討する。

小樽に関してもポイントを押さえたアドバイスが満載だったが
中でも 小樽築港駅隣接のモール内にある「魚一心」という回転寿司店に一同心惹かれ、
まずは築港駅で途中下車することなる。
観光よりもなによりも もう心は「魚一心」一色になっていたような気がする。

しかし ここでちょっと雲行きが怪しくなる。

このお寿司屋さんがあるというショッピングモールへ入ったものの、
見つけたのは スーパーにあるお持ち帰り寿司のお店だったのだ……。
たしかに 内地で見るパック詰めのお寿司に比べると 北海道ぽいような気もしたが
「ねぇ これをこのベンチで食べるの?」と ちょっと冷たい反応をされたわたくしの姿をご想像頂きたい。

あわてて検索サイトで店名を検索すると 場所がちょっと違うようだ。
違うフロアにあるらしいので その階に移動してみるも、 
なんとそこは巨大なホームセンターになっているではないか。

「つぶれたんじゃない?」「他にもお寿司屋さんあるわよ」
と、モールを出たものの周辺はなにやらさびしい限り…。
仕方なく タクシーで小樽駅周辺に移動しましょうとタクシーに乗り込み
運転手さんにその旨をはなしてみると
「その店ならあるよ!」
ただしモールがやたら広大なので なんだったらワンメーター(500円)で乗ってくれれば案内するよ」

「魚一心」一色だった懲りない女たちの顔色が俄かに変る。

たしかにモールに沿って走るだけだがかなりの距離がある。
そして運転手さん、わざわざレストラン街までついてきて お店を探してくださる。

で、無事るいメモ掲載のお寿司屋さんへたどりつくことが出来た。



るいメモによるとここの炙りサーモンが一番美味しいと思う とある。
わたくしは サーモンは炙り派である。サーモンに限らず炙りものが好き。
縁側の炙りも とろけるように美味しかった。
ということで 普段よりも解放感から皿数もかなり増えたけれど
かにもうにも頂いて あら可愛いお値段にも感動。
まずは北海道に来たんだと身をもって知る。

…ちょっとpさん 小樽の窓や運河はどうしたの?
このままじゃ 何日たっても終わらないですよ。

ということで 長くなりますが小樽で見つけた ぴぃスナップを少しだけ。

教科書によれば 小樽は1980年代 鉄道が引かれたり港が充実していたことから
物産が集まる町となり商社たくさん設立された。
運河沿いに 倉庫群がみられるのもその名残。
そして メインストリートには銀行などの建物が立ち並ぶ北のウォール街も
そういった経済の中心地として栄えたことから由来しているとのこと。



運河沿いに歩いて行くと 蔵を利用したガラスやオルゴールのお店や工房が並んでいます。

この日は 天気予報では雪が降り始めるとのこと。
午後になると 急に空が低くなり 防寒対策ばっちりだったわたくしたちも
なんとなく寒さを感じるようになってくる。



ふっと気づくと はらはらと雪が降り始めて あっという間に足元が白くなってくる。



こちらは 旧手宮線の廃線跡。今は汽車が走ることのない線路を見るのは
なんとなくロマン(古いね)があって好きなのだ。

そして旧日本銀行小樽支店。今は資料館として使われています。



昔は銀行というと がっしりどっしりとうイメージで



「大口受付」…なんてストレートな…(笑)



1億円の札束(ダミー)の重さを体験できたり 偽札の見分け方を学んだり…。
金庫室を見て一言…「半沢直樹」で疎開資料を隠したの こういうとこだったね(笑)



資料館を出ると 辺りは真っ白で横殴りの雪。
こちらの方は傘をささないようだけれど 軟弱なわたくしたち結局傘をさして歩く。

幸い小樽駅近くまで来るとアーケード街になっているため 
恒例になっている(わたくしだけだけど)ひと旅ひとカフェをさせていただく。



純喫茶 光という1933年創業の渋い喫茶店。
「見学お断り」と入り口には記され、店内も「撮影禁止」の張り紙。
店内は アンティークがぎっしり並べられ、昔ながらの椅子にレジスターまで
まさにレトロな世界を展開しています。

こちらの珈琲は 舌を焼くほど熱い。
少し前に読んだ小説に 熱い珈琲を出すお店とそうでないお店があるというのを読んだ。
こちらはまさにその熱い珈琲。

小樽駅はトレードマーク?のランプが飾られ 昔の風情があるようなないような。



既に雪がしっかりと線路を覆い、これから向かう札幌の夜遊びに不安を覚え始めた女たち。







コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
昨日より (るい)
2013-12-16 16:40:32
何だかお恥ずかしいような気持ちで読ませていただいております(笑)が、いろいろおすすめした後に、こうやって丁寧にレポートしていただけるのは、あまりないことなので、この先もとっても楽しみにしております。

魚一心、見つかってよかった…そして、私も炙りサーモンラブなので、またしても趣味が一致して嬉しいです♪
花まる(昨日行ったおすし)の炙りサーモンもなかなかでした。
 
 
 
るいさんへ (p)
2013-12-16 22:00:42
勝手に頂いたメモを掲載するのはいかがなものかと思ったのですが
この素敵さをこれから北海道上陸される方にも分かち合っていただたら という思いが勝ちました。
掲載許可?いえきっと頂けると思って…

魚一心で満腹したツレ達が その後「るいさんメモは?」と次の行動を起こす前に聞くようになったのはいうまでもありません。
今回は画像的には地味な旅行記になりそうですが しばらくお付き合いいただけたらと思います(^.^)
 
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