書いている途中で旅立ってしまったのは
p夫の親戚筋のいくつかの回忌法要と恒例の大旅行にプラスして
お義母さんの実家である島を訪ね、また本土へ戻って
p夫のいとこ会に参加し、さらに転勤が決まった倉敷の家へ立ち寄り
要らないものの処分などをしようという盛沢山すぎる4泊5日の旅。
コレニツキマシテハ マタヒヲアラタメテ。
さて 発表会ライブが終わり日常を取り戻したころ
ようやく水曜日のレディスデーが巡ってきた。
とにかくここのところ滞っていたもろもろも片づけたいので
思い立ったら即実行 ということで早朝8時50分の回を見ることにする。
「ハチミツとクローバー」「海街dairy」などは
かなり原作を読み込んだ上での映画鑑賞だったのに対し
今回は映画を見るために原作を予習したという感じ。
ハチクロはキャラクターを読み込んで別な物語に、
海街は 端折れるところを端折り あくまでも原作の世界感を映画にした感じ。
さて この作品はいかに。
一応 鑑賞前にキャスティングも予習しましたが
その時点で林田先生がどうかなー?と。
(高橋一生さん、坂口健太郎さんと並んで、
わたくしの中でポスト加瀬くんに迫っております)
これは杞憂に終わった。よかったです。
原作のイメージとはちょっと違ったけど(ちなみに髭は要らないと思う)
と いきなりサブキャラから入ってしまいましたが もうひとり。
この前編、まずは桐山君の置かれている環境を描くために
結構重要な役どころだったなぁと思ったのが 幸田香子役の有村架純さん。
当初、原作の読みが浅かったせいもあり あかり役でもいいんじゃん?などと思ったのだが
いやいや 登場人物の相関図を表すうえでも 桐山君の葛藤と対立を表すにも
彼女の存在が光ってました。
個人的に「阪急電車」「スペック」など彼女にはかなり注目しているんです。
今回は映画見るまで ピンと来なかったのですが このキャスティングもよかった。
原作読んでこの人しかいないだろう と思ったのが島田八段。
我らが蔵さま、佐々木蔵之介さん。
いいですね この不健康な感じ。ぴったりだわ。
原作でも 宗谷名人と同い年?と言われていたけれど
宗谷名人の加瀬くんとも同世代だし その辺もとても自然に入ってきました。
原作の ビジュアルだけだと 宗谷名人、堂本光一くんとかになりそうだけど(笑)
これはすこし見た目の印象は違うけれど 加瀬くんで正解。
おそらく 彼のことなので 台詞がほとんどないだけにほかの誰よりも役作りしたと思うな。
こういう役 お得意ですものね。
ネットで佐々木 加瀬 伊藤(英明)の着物姿が すごすぎるとあったけど
確かに確かに…。
加瀬くんの 超なで肩、左右のバランス超悪の体形は 和服にとても合います。
台風で新幹線が止まったときのエピソード 個人的にとても気に入っているので
見られるかと期待したのですが 後編で見られるだろうか?(わくわく)
桐山君前に 子供のようになってしまう加瀬くんが早く見たい。
もひとつサブキャラで、安井六段の甲本雅裕さん。
この方はどうしてこういう役がお上手なんでしょうね。
うさんくさいというか 屈折しているけど それはそれで否定できないような犯人役とか。
安井六段のエピソードは 見ていてこちらもやるせない気持ちになってしまうのは
甲本さんのキャラにも得るところが多いと思う。
川本さん姉妹は 倉科カナさんだけしか見たことがなかったのですが
本来地味な役どころなのに 執拗に色気が溢れているあかりさんのイメージ!(笑)
そして かみっきー(神木隆之介さん)の桐山君は
もしかしたら リアルな少年をイメージして描かれたのではないかというほど。
この役者さんも 時代のニーズもあるけれど いい役を素敵に演じると思います。
多分 堅実な演技力にプラスして 今、必要なキャラを持ち合わせているという幸運も実力か。
実は 生徒にいるんですよ。
黒縁眼鏡の中1男子が。
もう少し見た目繊細な感じがあると まさに桐山君という感じなので
「3月のライオンの桐山零に似てるって言われない?」と聞いてみたいところなのだけど
まあ そこはちょっと毎回我慢している(笑)
| Trackback ( 0 )
|