山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

私の好きなカップ麺

2010年02月23日 | 
3週間ほど前だったでしょうか?
「好きなカップ麺ランキング」というのが放映されていました。

不意にお蕎麦が食べたくなる時、この頃お世話になっているのが「どん兵衛 天ぷらそば」
ランキングでは3位でした。

麺がぴんそばに変わってから、すごく気に入っています。



おすすめは「特盛り」。
麺の量もさることながら、天婦羅も分厚いのです。
その分カロリーは、何と709kcalも!



私の場合ですが…
家で食べる時は、まず大好きな長ネギを投入して、天ぷらの上にあつあつの熱湯をかけます。



6分ほど待ちます。



天婦羅が油膜を張ることで、とにかくアツアツで、ややすると喉がやけどしそうなくらいです。
天婦羅が、分厚く膨らんでもっちりしているのに歯触りがいいのが不思議!

ああ、そんな「どん兵衛」を啜りながら、山形の幸せな蕎麦を連想します。

ああ、山形や。山形…




冥加 薪窯ぱん工房

2010年02月18日 | 
県道35号線(いわき浪江線)沿い、旧「活力屋」を通り過ぎてしばらく山道を走らせると、民家が点在するなかに「冥加 薪窯ぱん工房」があります。



県道に「営業中」ののれんが立ってなければ気付かない場所です。



入口には看板らしきものも見当たりません。



民家の庭先を突き進むと、店舗らしき入口が見えてきました。
中に入ってみますと・・・



薪窯に火が入っており、店内はポカポカした優しいぬくもりに包まれています。

この窯は、れんがと石、鉄で手づくりしたものなのだそうです。
今時期は一日中火を入れているため、かなりの量の焚き木を使うため、山暮らしでなければ薪窯はできない、とおかみさんが言っていました。
松や杉ではあぶらが出て一年で煙突が詰まってしまうために、クヌギを焚き材にしているそうです。



その日は、お昼をとうに過ぎた時間でしたので、パンは少しだけしかありませんでした。

その日は、イチジクと胡桃、パイナップルのスコーン、ベーコンエピ、ウインナー包みパンを買いました。



大小さまざまな木材がゴロゴロしていました。
男手がなければ、山の中で薪窯暮らしはできないに違いありません。



帰りにワンちゃんが感謝のお見送りをしてくれました。
久しぶりにお鼻をペロッとされちゃいました。

噛めば噛むほどほのかな甘みを感じる、優しいパンの味。
薪窯の匂い…なんだか時間がゆっくり流れるような優しさがあります。



■冥加 薪窯 ぱん工房

住所   福島県いわき市大久町小久極楽沢8-3
TEL    0246-82-3851
営業時間 10:30~売切れ次第閉店
定休日  月曜~木曜・祝日





いわき湯本街ぶらり 勝行院

2010年02月17日 | ドライブ
いわき湯本温泉町を歩いていると、立派な「楼門」が見えてきました。

ゆもと街中お散歩マップによりますと、「真言宗 勝行院 」とあります。 



「楼門」の前には駐車場と、本尊に不動明王を祀る「成田山」の建物がありました。



四脚門の左右には木像が安置されており、名刹を感じます。



この釈迦堂は勝行院が戊辰戦争で焼失した時仮本堂となった建物で、堂内には釈迦三尊を安置していました。



釈迦堂は、文化年間(1804~18)に再建され、入母屋、瓦葺き、桁行き4間の建物で、当時は朱色に塗られていたそうです。
本堂や三重塔など七伽藍が建ち並ぶ、歴史を感じるお寺です。



勝行院は、明治初頭には小学校の仮校舎にもなっていたそうです。



福島県指定重要文化財となっている「木造釈迦如来坐像」は像高85㎝あり、南北朝時代に運慶が彫り込んだと伝えられています。
寄木造りの漆箔で、玉眼を入れ、肉髻は低く小さく、うずまき型の螺髪の線が額正面の生えぎわで軽くカーブし、鼻すじがとおり、口元は引き締まっている面貌で、寺宝となっています。



本堂の横から「鐘楼」と「三重塔」へと繋がります。



「三重塔」は比較的新しい建物のようです。


これまでいわき湯本の温泉街をぶらりしましたが、神社仏閣がまだまだあり、またいつかレポートしていきたいと思っています。

町を歩けばレトロな発見があり、足湯で休んだりしながら、なんだかとても懐かしい感覚に巡りあうことができ、心も体もリフレッシュすることができました♪

いわき湯本 古滝館

2010年02月15日 | 温泉
仕事で以前、何度かいわき市に出張していました。

年間の日射量は高く、降水量は少ない上に雪は滅多に降らないので、地元の方が普通に暮らしていく上では、冬タイヤは要らないのだとか。
新鮮なお魚が水揚げされ、野菜も年間通して安定して収穫でき、首都圏からも近く、住むには良い場所かもしれません。

映画「フラガール」で注目を浴びたいわき湯本の温泉街は、レトロな雰囲気がまだまだ残っていて、懐古好きな私は思わず探究心がワクワクです。



古滝館の温泉に立ち寄ってみました。



まずは最上階(9階)の男女別露天風呂へ。



白い湯の花がこぼれおち、硫黄の少し香る源泉かけ流しの露天風呂です。



開放感いっぱいで、まるで宙に浮いているよう。

昼間は真っ青な空が広がり、夕刻はゆるやかに暮れなずむ漆黒の闇に空が閉ざされていく時間とともに、温泉街の静寂さが心にしみてくるような夜。

開放的過ぎて、古滝館の露天風呂は、高所苦手な私にとってドギマギしてしまいます。



露天風呂から見下ろすようにライトアップされた、温泉神社は夜の静寂に包まれて神聖そのもの。



4階の内湯「千年の湯」は、あつめとぬるめとふたつの浴槽に区切られていました。



時間帯によって男女の浴槽が入れ換わります。
こちらは、6階「大黒の湯」のプチ休憩所。



お風呂には、朝の光が燦々と降り注ぎ、眩しいほど。



6階「大黒の湯」からこの階段を上がると、7階の半露天風呂「福の湯」に入浴できるようですが、その日は7階は鍵がかかっており、入浴できませんでした。残念です!



※平成22年4月1日(木)~6月30日(水)から、9階露天風呂改修工事に伴う館内利用時間の変更を予定されているそうです。


いわき湯本ぶらり

2010年02月13日 | ドライブ
いわき湯本温泉は、延長五年(927)の延喜式神名帳に「陸奥国磐城郡小七座・温泉(ゆ)神社」との内容の記録が残っているそうです。
歴史の古い温泉なのですね。



公衆浴場「さはこの湯」のある「温泉通り」から、JR湯本駅まで10分前後です。



駅の構内には足湯があるようです。

個性的なブロンズ像が並ぶ駅前の一角には足湯もあり、観光客で混み合っていました。



桜の名所の丘「御幸公園」を目指して駅をまっすぐ進むと間もなく、手湯と足湯を兼ねた温泉モニュメントがあります。



駅前を出て右に折れ、細い商店街を歩けば、公衆浴場「みゆきの湯」がありました。
最近完成し、まだあまり知られていないのか、混み合っている様子ではなかったです。



温泉通りの近くには「鶴の足湯広場」があります。

この広場の一角にはペット専用の足湯があるほか、あつい湯、ぬるい湯と好みの温度の足湯に浸かりながら、同時に手湯を体験できます。


さて、湯本温泉には鶴の伝説があります。

二人の旅人が、ここ佐波古の里を訪れると傷ついた丹頂鶴が降りてきて、湯気たちのぼる泉につかっていました。
かわいそうに思った二人が傷口を洗ってあげると鶴は元気に飛び立っていきました。
数日後、巻き物を持った高貴な美女が訪ねてきました。
巻き物には「この佐波古の御湯を二人で開いて天寿を全うし、子孫の繁栄をはかるべし」と
記してあり、二人はさっそく、湯本温泉を開きましたとさ。




手湯は手首まで浸るお湯ですが、源泉がひたひたと流れていて、体がぽかぽかになるあつめのお湯です。



鶴の足湯広場のすぐ横には、かつて銀行だった建物が「童謡館」として利用されていました。
いわき湯本温泉は「しゃぼん玉」などの童謡作家、野口雨情ゆかりの地でもあります。



こちらは温泉通りにあり、いつも人気の公衆浴場「さはこの湯」。

230円と手頃な立ち寄り湯で、六角形の内湯と1~2人入れる箱湯のみですが、体が芯からあたたまります。
源泉かけ流しの天然さもさることながら、いわき湯本のお湯は効能がありそうです。

かつて「三箱の御湯」と呼ばれていたいわき湯本温泉は、道後温泉、有馬温泉と共に日本の三古泉として名が知られていたそうです。
中世になると戦国大名の来湯も多くあり、江戸時代には、浜街道唯一の温泉宿場町として 文人墨客の来遊が絶えませんでした。
明治30年に常磐線の開通によって観光客は増大し、常磐自動車道の開通とともには首都圏から多くの観光客を迎えるに至っています。



「さはこの湯」の近くには、三重塔の「勝行院」がありました。(続)