8番から平坦な道のり約2.5キロ。
9番は法輪寺
「納経帳 急げ!」と先達の声。
よく解らなかったけど、お参りもせずにすぐさま納経場に駆け込みました。
頂いた直後のことでした。
バスツアーのガイドさんがいくつものボストンバックを抱えて納経場に来たのですが、でてくるでてくる、納経帳やら納経軸やら何十冊が山積み。
掛け軸のご朱印は、ドライヤーかけて完全に乾かさないと色が移っちゃうんですね。
だから時間もかかるし、歩き遍路だったら濡れる可能性もありますから、バスツアー遍路するなら、掛け軸も良いです。
しかもお参りしている間に、ガイドさんが乾かしてくれるのですから。
希少価値が高いので、愛媛や香川に入ったら、歩き遍路さんはリュックを置いて参拝するのは気をつけたほうがいいそうです。
先達さんによると、88結願した納経軸は高価で売れるので、それ狙いの泥棒がいるそうです。
それは人として、最悪なことですよね。
ちなみに納経軸は数万円、さらにご朱印は500円×88箇所です。
納経場からでるとこんな感じ。
これだけの数の人たちが一斉に、般若心経をお唱えするさまは圧巻です。
この時点では私自身は、般若心経の読経もたどたどしいのですが、この集団の方々は完ぺきでした。
こういう様子を見て、客観的になってみると、私怖いことしてるのかなぁ~と感じてしまいました。
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