山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

春ありがと♪

2009年04月25日 | 
桜が終わると、ひそかに楽しみにしているのが山菜です。
蕎麦屋の天婦羅で味わうのも乙ですが、探す、狩る、そういった原始の人間モードになれるのも、春の限定の楽しみなのです。
また、通りすがりの産直場で、山菜が並んでいるのも、東北ならではです。

以前関東に住んでいた時は、山菜は珍しく、今時期はいろんな種類の筍が産直場でお目見えします。
栃木のあたりから、山の植生に微妙な変化を感じましたが、首都圏では山菜は珍しいもののようです。
ネットが普及して、今では気軽に購入できるようになっているかもしれませんけれど…

さて、今年は桜の開花も早く、あたたかい日が続いていたので、「タラの芽スポット」に毎年より7日程早めに出かけてみました。
読みは正解でしたが、偶然に先客と出会う羽目になってしまい、変な感じでした。

タラの芽は「一番芽」が美味で、ほっくりした歯ごたえと甘さが特徴です。
それの美味しさを知ってしまうと、芽が伸びる前に枝ごと折って持って帰るマナー違反の方も、残念ながら多くいらっしゃいます。
そういった被害を受けたタラの木は、相当なダメージを受けますから、死木になるケースもあります。
美味を求めた争奪戦といういい方は、好きではありませんが現実はそうです。

今年の収穫は、こんなものです。



一晩で食べきる量しか取らないように心がけています。
一番目のタラの芽を収穫する時は、ボキッとした音がして、罪悪感めいたものを感じてしまいます。




皮を剥くと、まるで祈りのよう…
タラの芽の生きる力を頂きました。

産直場で買ったものもありますが、採取したものは残さず、大事に食べます。
今時の山菜はアクがなく、甘く、柔らかいものが多いようです。
山人参は、意外と好きです。

新潟の「白瀧あらばしり生原酒」と合わせて、山菜のフルコースです。



生きていること、山の恵みを頂いて楽しい晩餐の機会を持てたことに、感謝します。
山の恵みを頂き、すっかり元気になりました。