今住んでいるフラットで
夕方リビングのソファーでゴロゴロしながら
日本のバラエティー番組を見て、1人で笑っていた。
突然、天井と壁面の照明がチカチカし始める
ーえっ
完全に照明が消えたのと同時に、家中の電化製品がピーピー鳴り、全て動かなくなる…。
ブレーカーを見に行くが『バチンッ
』みたいな音もしなかったし…
やはりブレーカーが落ちた訳ではなかった。
ーまいったなぁ~。もう夕方で外も真っ暗だし。
すぐ直しに来てくれるのかなぁ…。
っていうか、、、冬だからすぐ直してもらわないと寒いし困る
wifiも切れてしまったから、パソコンも使えない。携帯も家の中だと普段から電波が悪くwifi利用なので、ほぼ使えない…
毛布に包まって、いろいろ考える。。
落ち着いて、、、
そうだ
とりあえず近所のカフェに行って、そしたらfree wifiで携帯も使えるし
着替えて玄関を開けると、廊下が暗い。
近所の方の騒ぐ声がする。。
そっか
冷静に考えたらブレーカー落ちてないのに停電したってことは、家だけじゃなくて
フラット全体が停電したんだ…
あーあ。わりとここに越してきてからそんなに大きなトラブルは無かったのに…。
階段を降りていると、工事中みたいな音が響いていた。
地下で工事でもしてて、その影響かな?
事前に言ってくれればいいのに…。
下に降りるとポーターさんがいたので『Why~?』と言いかけたら
『違う違う、うちだけじゃないの。この辺一帯が停電しちゃったんだよ~
早く直るといいんだけどね~』
そう言えば、オートロック扉から見える前の通りの外灯もついてない。
外に出ると本っ当に真っ暗…
お店やオフィスもあり、普段わりと人通りが多く賑やかな通りなので、余計に気持ち悪い。
行こうとしていたカフェも真っ暗で、お客さんが不安そうな顔で座っている…
ーー違うカフェに行こう!
そう思ってお店に向かったらそこも真っ暗で、既にお客さんは全員いなくなっていた。
近くの薬局やレストランも真っ暗。
ガラス越しにお客さん達が1ヶ所に集まっているのが見えた…。
ーーこれは…そう簡単には復旧しなさそうだなぁ、、
そう言えば昔、不動産エージェントが
『たまに地域一帯で停電することありますよ』って言ってたのを思いだした。でもその時は
“きっとイギリスでも地方での事でロンドンでは無いだろう。しかもこの21世紀にそんな事…
”
そしてイギリスは地震がないから停電もほぼないだろうと勝手に決めつけ、懐中電灯を1つも持ってない事に気づいた。。。
慌てて大通りの電気屋さんに行く
この通りは停電してない。
種類がたくさんあって、どれを買えばいいのかわからない…。
とりあえず適当なのをいくつか選んで購入。
家族と連絡を取り合い、駅に集合。
停電から1時間半経っていた。
真っ暗な自宅に戻り、いつ復旧するのかポーターさんに聞いてみた。が、当然『わからない』と言われる(たぶん何かの工事が原因)。
近所のホテルに泊まるかどうか家族で相談。
でもそのホテルも停電してるかも
ってことで、とりあえず見に行ってみた。
電気・・・ついてる
ほんの数部屋空いてたので1泊予約した。
この時受付で停電の事を話したら、めちゃくちゃ驚かれた
やっぱりそんなには起こらないよね…
そして『エジプトみたいだね!』と言われた。
エジプトだと停電よくあるのかな…?
夕食もホテルで済ませた。
急にどっと疲れたのでホテルの部屋でしばらく寝てから、荷物を取りにフラットへ戻った…
電気・・・ ついてる
妙に感動
復旧には約6時間かかったらしい。
しかし部屋に戻ると、途中で止まったままの洗濯機の扉が開かなくて、説明書をひっぱり出して
しばらく格闘➡︎疲れた…
もうホテルに戻る気力が無くて、私だけ家で寝た。
翌日、停電対策をしていなかった事を反省し、もう少し懐中電灯増やそうかな~とかいろいろ考えていたら、あっと言う間に夕方に。
そしてまた停電
『もぉぉぉ~~~
』
すぐホッカイロを持って布団に入り
ポータブルDVDを見て時間を潰すことにした。
怒ってると体力消耗するし無駄に疲れるから
でもポータブルDVDの充電があんまり残ってなかった…
停電対策
①懐中電灯・電池のストックを増やす。
②ホッカイロのストック増やす。
③携帯の充電を日頃からなるべく多くしておく。
④携帯のポータブル充電機の充電もしておく。
⑤ポータブルDVDの充電をしておく。
⑥DVDたくさん買っとく。
夕食はその日も同じホテルで食べた…