ぽせいどんの今日の一枚 +

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POHNPEI 1994 October ダイビング その10

2021-12-18 12:26:16 | 写真 海

                ケプロイの滝

 ボートはマングローブの生い茂った水路に入って行った。
 接岸。老人をボートに残しオペレーターの案内で山道に分け入った。
 歩くこと十五分。急に風景が展けた。

 瀑布。落差は三十メートルほどであろうか?。人気スポットのケプロイの瀧であった。
 ※ポンペイは、降雨量が世界で一二を争うほど多く、高い山も多いため、かなりの数の滝が存在いたします。

 大きな滝壺は天然のスイミングプール。大鰻がいて、たまに噛まれることがあると言うが?。
 ※大ウナギは一応、神の使いと言うことになっておりまして蒲焼何人前とかの話題はアウトです。


 すでに先客がいた。我々も一泳ぎすることにした。水温はほど良く小魚も泳いでいる。
 『記念写真を撮ろうよ』バディに促されてF4を防水バッグから取り出した。数枚を撮影。
 オペレーターが寄って来た。
 『シャッターを押してやる』と身振り手振り。ミニ三脚を用意してあったがカメラを委ねた。
 「彼は撮ってみたかったのよ。ぽーさんがカメラを構えているとじっと視てたもの」
 「ふーん」
 
   ※オペレータの撮った画。手前のゴム草履をフレームアウトするスキルは持ち合わせていない。
    たぶんファインダー中央のみを視ているだけで前景・背景まで気を配ることはでき無いのだろう。

 瀧と言えば座禅・滝行である。幸い水量はさほどではない。問題は瀑布の下にある棚へ辿り着けるかだ。
 どうにかよじ登って座禅を組む。
 「おーい。一枚撮ってくれ」



 ロングヘアー。茶髪。やけに派手なビキニ。その後ろに杉浦夫人。
 「おい」バディに顎を杓った。
 「あっー。杉浦さーん」
 ・・・・・・・
 「午前中に一本潜って今着いたの」賑やかさは変わらない。
 ビキニ娘が崖を登り始めた。
 「彼女は?」
 「フェニックスのスタッフよ」
 「飛び込む気?」娘に声をかけた。
 「ええ」
 「大丈夫か?」
 「場所を選べば」
 お手並み拝見と行こう。
 娘は三メートルほどの小さなテラスの上で向き直った。
 ジャンプ。流石に頭から飛び込む度胸は無かった。

 つ づ く

   ※掲載順位がランダムなのでダイビング記事の目次を作りました。
  年代順となってます。

  ダイビング編目次

 



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