フィルム装填編です。例によって現像後に残った裏紙をスプールに巻き戻しての検証です。
昨日、裏蓋が取り外せることに気づきましたので再撮影いたしました。
フィルムはカメラ下部に装填いたします。
「巻き上げノブが上にあるので当たり前」とおっしゃる方がいそうですがユニバーサルプレスは巻き上げレバー側に装填する仕様でした。
リーダー部を少々引き上げて上部のスプールに差し込みます。リーダー部を軽く押さえながら慎重に巻き上げます。
A フィルムのスタートマークとカメラの●を合わせて裏蓋を閉じます。
ネット上にある殆どの解説がこう記されております。しかし問題が一つ。
B 巻き上げレバーを上から視たところです。●が指標の位置に無いとリーダー部が正確に送られません。
一齣単位で送られてその都度 C のレバーを操作する必要があります。
蓋の裏側にある駒数確認窓で「 1 」の位置に合わせるのはかなり面倒です。
フィルムを装填するときは●を確認してください。撮影終了後連続してフィルムを装填するときはこの作業は不要です。
スタートマークを合わせてをカウンターの●確認して裏蓋を閉じて巻き上げると、所謂空送りが可能となりますが
ここで問題がまた一つ。いくらでも巻き上げが可能です。一齣も撮影しないで全部巻き上げられます。
故障・・・?。
C スタートマークを合わせてをカウンターの●確認して裏蓋を閉じたらCのレバーを操作します。
D その後巻き上げノブを止まるまで巻き上げます。 これで「 1 」枚目が撮影」状態となります。
そんな方は滅多にいないと思いますが、このカメラを手に入れて実際に撮影しようと思っている方に
1 まずカウンターの●を確認いたします。指標に●が無い時は「C」のレバーと巻き上げノブで指標が●を指すまで操作いたします。
2 フィルムを装填します。
3 リーダー部を慎重に上段のスプールに刺します。裏紙は薄い遮光紙です。リーダー部にはフィルムがありません。
少しくらいセンターから外れていても巻き上がります。これは悲しい結果となります。
撮影が終わってフィルムを取り出した時しっかりと巻き付けられてなくブカブカとなることがあります。
「筍状」と昔は言ってましたが・・・。
4 左右のずれを確認しながらリーダー部を送り、スタートマークを合わせたら裏蓋を閉じます。
5 「C」のレバーを一回操作します。
6 止まるまで巻き上げます。これで一枚目が定位置に来ます。 撮影可能です。
遺品には交換レンズが付いてました。
左上 標準135mm 右上 80mm かなり立派なケースに入ってました。
6×6判ですと105mmは標準としてはやや長め
標準レンズとは、一般的には画面の対角線程度です。
6×6判は縦長・横長どちらにも対応できる実はセミ判です。
6×6+45×45=5625 5625の平方根は75 75mmとなると 80mmは広角ではなく標準レンズですネ。
80mmと105mmとはちょっと無駄な買い方のような気がいたしました。
・・・・このカメラが発売された時は80mmと1354mmの交換レンズが用意されていた。と、文献にありました。
計三本しか無かったのです。たぶん、交換レンズを購入すれば違った画が出来ると思った(または思わされた)のでしょうね。
グリップも純正が付いてました。
フィルム装填時に故障品かと迷いましたが実働いたします。
このカメラも実写決定です。せっかくですから80mm・105mmの両方を用いて撮影してみます。
故人の供養にもなるかな...コロナ禍で墓参りにも行けませんので。
暫くしてからの 実写編に つ づ く
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