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続パラオ 4 加筆

2021-08-16 12:08:11 | Weblog

 

 事故のあらまし と ダイビング雑誌に掲載された記事

 パラオで潜水事故が起こったのは2月5日(土)。日本ではパシフィコ横浜で「ダイビングフェスティバル’94」のちょうどさなかだった。

 PALAU 2月5日(土)
 午前8時半頃 ダイビングサービス《アン****》の送迎車がパラオホテルに宿泊しているダイビング客をピックアップ。
 この中に事故に遭ったAさん(34歳) Bさん(50歳) Cさん(39歳)の3人が含まれていた。

 午前9時頃 マラカル港に到着した3人が《アン****》の日本人スタッフに当初のブルーコーナー行きを変更して「ペリリューに行きたい」と強硬にリクエスト。
 スタッフは最初は日本人ガイドが同行できないため拒否したが、3人が「地元ガイドでもとにかくペリリューに行きたい」と迫ったため、
 3人のリクエストを聞き入れ、急きょペリリュー行きを決行した。なお、当日予定していたボートのオペレーターが欠勤し、臨時のオペレーターが雇われた。
 ※A A新聞の記事では『ペリリュー島に行きたい』と言ったら『海の状態が悪いから』と他店に断られた。唯一引き受けたのが《アン****》
 荒れた海の状況を隠し、別の理由をあげているように想える。 

 午前9時半頃 3人と地元ガイドのV氏を乗せたボートがパラオ・パシフィック・リゾートで2人の女性客Nさん(34歳)とTさん(30歳)を迎え、ペリリューへと向かった。
 ※B 女性客二人はペリリュー島を望んだ訳では無かった。たぶん強引に連れて行かれたものと想う。フィジーと丸ポチャがそうであったように。

 午前10時半頃 ボートがペリリュー島に到着。天候は晴、海洋状況は東風だったが、ダイビングスポット「ペリリュードロップオフ」は西側にあるため波は無かった。
 ※C 他店の船が見合わせていた海洋状況であるのに波は無かったとは信じられない。

 午前10時50分頃 オペレーターを除くガイドと5人がペリリュードロップオフにエントリー。

 午前11時5分頃 6人の吐く泡を追っていたボートのエンジンが故障し、オペレーターが15分ほど修理にかかりっきりになる。
 ※D 流れが速いと排気泡は上には昇らない。ダイバーは水深何mを潜行していたのだろうか?。浅くても10m。たぶんそれ以上の深さであったろうと想像できる。
 排気泡が水面に到達するまでにはかなりの時間と距離があり、細かく砕け散っているはず。僅か6人の泡は船上からの確認はまずできない。
 ※E また15分で修理できるエンジン故障とは???。 現地では居眠りをしていたのだろうと言う説が広がっていた。

 午前11時20分頃 エンジン修理中、潮で北西へボートが流され、オペレーターが元の場所まで戻ったが、6人の姿は見つからない。
 6人が浮上しそうなところを探すが発見できない。この頃6人は浮上していてボートを待っていたことがNさんの水中ノートからわかっている。
 ※F ダイビング時間 10:50~11:20 約30分は少々短かい。 水深10mだったら普通のダイバーは1時間は余裕で潜れる。
 30分で浮上することは海の状況が悪かったか、高深度でエアの消費量が甚だしかったかどちらかと想われる。(20mからの排気泡は海が穏やかでも船上からは絶対に判らない)
 やはり海は穏やかでは無かった。 

 午後12時頃 ペリリュー・ダイビングに出ていた《アン****》の別のボートが近くでダイビングをしていたため、オペレーターはそのボートに近づいて救援を頼む。
 ちなみにこのグループには日本人ガイドを含む2名のダイビングガイド(有資格者)が、ダイバーに付き添っている。
 ※G 同誌に掲載されているサービスの支配人の言 「本来なら、あのボートは二隻で出かけお互いの船同士がバックアップしながらダイビングを行うのです。
 それが急な要請で行く予定の準備がないまま、押されて出港させてしまったのです」とある。
 別のボートが近くに居たと言うことなら二隻で出かけられたということである。支配人の言が嘘。また、雑誌が『海の状態が悪いから』を隠そうとしている。
 ペリリュー付近は海が荒れていたため同サービスの船だけか、あるいは他の船が全く居なかった。と想われる。

 午後12時半頃 2本目のダイビングを終えてエグジットしたダイバーを拾い終わったもう1隻のボートと2隻で、島の西側方面を重点的に捜索する。
 海がうねりを見せはじめ、客の船酔いがひどくなった。いったん客を降ろすため、ペリリューの港へと向かう。
 ※H 非常事態であったら近くの船舶が支援するのが普通。近くの海域には他のボートはいなかったと想う。
 『海がうねりを見せはじめ』それまでは穏やかだったと言いたいのか。ならば他店が拒否する理由が無い。

 午後1時半頃 ペリリュー港に戻り、客を降ろしたボートは再び現場に戻る。
 途中、フィッシング用のクルーザーが停泊しており、無線機でコロール島まで連絡するよう依頼するが、パワーがないためか連絡が取れず。
 
 午後2時半頃 フィッシングボートが途中のカープアイランドへ行き、日本人ダイバー遭難の知らせを入れる。
 カープアイランドから《アン****》のオフィスに連絡が入り、《アン****》からセスナ機と捜索船11隻が手配され、救助体制に入る。 

 午後3時半頃 捜索隊がペリリューに向かったが、小さなボートがペリリューから先に行けないほど海がシケていて捜索活動が難航。
 それでも午後9時まで捜索するが行方不明になったダイバーの姿はなかった。

 PALAU 2月6日(火)
 
  6・7の2日間にわたって捜索活動は続いたが、何も見つからず。この日の午後N氏のBCと水中カメラがアンガウル島の北西で発見される。

 PALAU 2月9日(水) 
  午前10時半頃 アンガウル島の北西で、ダイバーの姿が水面に浮かんでいるのを海上保安庁のファルコンと民間のセスナ機が発見。
  ボートで近づきダイバーと確認される。その近辺を捜索し、ほかに2人のダイバーを発見。
  いずれも死亡しており、コロール島に戻ってから遺体はNさん、Sさん、Tさんの3名であることが発表された。
  Nさんが水中ノートにとっていたメモで2月7日まで存命していたことがわかった。

 PALAU 2月22日(火)

  行方不明の3人の姿を求めて、現在もパラオ(ベラウ)政府と《アン****》によって捜索が行われている。


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  ※昨日のダイビング雑誌の記事 に加筆

                


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