スローでいこうよ

キャンプレポートやキャンプに関わるお気に入りの品の紹介をメインにしてます。

新保製作所の薪ストーブ in MHW Space Station

2012-11-26 23:36:56 | キャンプグッズ


先週末の連休、アウトサイドベースにお邪魔してきました。


外は零下になるだろうと、お気に入りの薪ストーブを持参。火付け初めは白煙がモクモク。。このときは風向きが結構気になります。
この時期、クーラーは重いハードシェルではなく、ソフトシェルで楽してます。でも幕内では暖かすぎるので外に置くことにしました。


Space Stationで利用している薪ストーブは、北海道は小樽に工場を構える新保製作所の「角型窓付きガード付」というモデルです。

個人的にはタマゴ型よりも、クルマでもなんでもこの角い気取らない外観が好みです。マルシェル幕コレクターのDENNISさんと偶然にも同じモデルでうれしかったりして。
でもたぶん、タマゴ型って、何か期待する性能あってのデザインなのでしょうね。
本体は新品のときはグレーの耐熱塗装がなされた鉄板の組み合わせ。これに炉内状態を確認するための耐熱ガラス窓がついています。

ちなみにここの薪ストーブに装着できる煙突は、ホームセンターなどで簡単に手に入る直径106mmのものなので買い足しや買い替えが簡単、かつ煙突周りの部品も106mm用のものがそのまま使える。


使い始めて3冬目。最近、錆びが目立ってきました。いい具合に朽ちているともとれますが、あまり錆びが進行して穴があいたら寿命といえます。
薪ストーブは100kg以上もする家庭用でも耐用年数は10年くらいとききます。


2010年3月木崎湖キャンプにて。まだこんなにきれかった。)

ましてや、薄い鋼板でできたキャンプ用ともなると、そう長くないでしょう。せっかく使い勝手がわかってきたのに数年ごとに買い替えるとなると、
選択肢として次も同型のもの、すなわちロングセラーの商品で、そして買い替えコストが負担にならないものがあげられます。
この新保製作所の薪ストーブは今のところ、まだ同じものが商品ラインナップにあり、そして何せ安い!このクオリティで煙突含めて2万円しないのはうれしい限りです。

ただし、良いことだけでもなく、本体の脚を持ち上げるためのスタンドの組み立てに8組のボルトとナットをスパナを使って締める必要があり、
また仕上がりの外観が工事現場の足場みたいで少し興ざめしてしまうのは私だけでしょうか。
少なくともスパナ無しで組み立てられるよう蝶ネジとかにしてほしいところです。



使い勝手ですが、庫内は広く、ホームセンターで売られている薪でしたら斜め十字にくべることができます。



今回、効果を定量把握したくて、無線温度プローブを幕の外、幕内それぞれに置き温度測定してみました。
結果は外気温1.1℃に対し、幕内は25℃。Tシャツで過ごせる快適さです。
庫内には安定した炭床の上に十字に配置した薪が2本燃えている状態。これ以上くべたら30℃超えの常夏モードになり、資源の無駄ともいえます。


といいながらも夜寒かったので薪をがんがんくべてましたら、、外気マイナス1.4℃に対し、幕内31.2℃。


薪ストーブは調理も万能にこなしてくれます。こちらの写真はポトフを調理しているところ。スノピの28センチダッヂが丁度おさまります。


フジカでもダッヂ調理できないわけでもないですが、鍋全体を包み込むようにあたためながらのオーブン料理は苦手。
ちなみにフジカは何年たっても顕著な錆びもなく変わらない外観。それはそれですばらしい。


網を敷いてピタパンを暖めているところ。

炉内の火加減を知らせてくれるバーンメーターは、ホームセンターで買った汎用品。
適温であることを示してくれています。この後、中にチーズを入れたりプルコギを入れたり(^^)


夜のおやつに焼きイモを作ることにしました。ご近所さんからいただいた巨大なサツマイモなのだろうかそれとも別の品種?


アルミホイルで包んで放り込み、普通のサイズなら1時間くらいのところを約1時間半かけて焼きます。
待ってている間はしばし嫁様と歓談タイム。こういうスローなひとときがたまらなく好きでキャンプを続けています。


できあがり~ フカフカうまうま。でもいくらなんでもこの大きさは食べきれない。。(>_<)



冬キャンの必需品、薪ストーブの紹介でした。

追記(2012年12月):

ここで紹介した薪ストーブは、先日、ヤフオクで次のユーザーさんへと旅立ってゆきました。
そして、次に購入したのがこちら。


結局慣れた品が一番ですね。現行モデルは覗き窓がオーバルから長方形へと変更が加えられ、さらに庫内の火の様子が見易くなっています。
これからも末永く使ってゆきたいと思います。










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8 コメント

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こんにちは (SUNOCO)
2012-11-28 11:53:29
外で立ち話させていただいたときに中をチラ見させていただきましたがこうなっていたとは(なるほど)

神保製のストーブ使われていたんですね~
側面のガード付きが雰囲気いいですよね、荷台さえ広ければたたむ必要ないのですが。

やっぱりドーム型は熱のロスが少なくて暖かい空間なんですね
ティピは直近40℃位ですが外周付近は10℃前後でしたね~だから垂れ幕が必要なんですよ
返信する
Unknown (そうげんパパ)
2012-11-28 14:24:29
はじめまして

いつもブログ拝見しております。
新保の角型、いいですね^^
我が家は今年からたまご型を導入しました。

幕内30度超え
薪ストーブのパワーは凄いですね。
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こんばんは (NO CAMP NO LIFE)
2012-11-28 19:09:14
コメント頂き、ありがとうございました。
Space Stationの存在感と車の存在感はとても芸術的でした。

薪ストーブいいですね。
我が家も、薪スト購入しました。煙突は同じく耐熱塗装の黒にしました。

今度、どこかでお会いしたら是非ともお邪魔させて下さい。
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Unknown (MONOLITH)
2012-11-28 23:27:52
SUNOCOさん、こんばんは~
ティピですと、ネイティブインディアンみたく中で焚火もOKなのでは?そう考えるとバリエーション広そうですね。今度、中をぜひ拝見させてください(^^)
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Unknown (MONOLITH)
2012-11-28 23:29:22
そうげんパパさん、コメントありがとうございます。
ブログ拝見させていただき、早速、一酸化炭素検知器なるものを購入させていただきました(^^)これで私の宿も冬安心です。ありがとうございます。
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Unknown (MONOLITH)
2012-11-28 23:31:05
NO CAMP NO LIFEさん、コメントありがとうございます。私もトンネル型にとても興味がありまして、
でもあまりに外が寒くて、場内をほとんど歩くことなく過ごしてしまいました。次回お会いすることがありましたらぜひ中を拝見させていただけましたらと思います(^^)
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Unknown (ebi)
2012-12-02 17:22:30
先日はコメントをいただきまして、ありがとうございました。
私もスペースステーションにいつか薪ストーブを!と思っています。
まねさせていただいても、よろしいでしょうか?
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Unknown (MONOLITH)
2012-12-02 20:22:57
ebiさん、ブログ拝見させていただきました。ランドローバー車にスペースステーション、2M-DOMEはやっぱ似合いますよね~ 自分も次はまたディフェンダーに回帰しようと思ってます。
薪スト、新保のものはSSで実証済みですので、ぜひぜひebiさんも(^^)またちょくちょくブログ拝見させていただきますね。
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