#承前、メイヤスーの「相関主義」スペクトラム
「相関主義」というラベリングの著作権はメイヤスーにあるらしい。そういう考え方の実態は少なくともバークリーにまでさかのぼるわけでメイヤスーの発明ではない。ラベリングの商標特許件はどうもメ...
カンタン・メイヤスー
彼の名前とことなり、彼の考えの目安(メヤス)を簡単(カンタン)に紹介することは出来な...
哲学読みながら書評
はじめに:前に「読みながら、読む前書評」というのをいくつかやったが、主として小説の類であった。今度は哲学についても「読みながら」書評を試みる。...
139:コピペの二義
「そんなに、コピペが悪いならなぜ多用するんですか」とCCが不思議そうな表情を見せた。「...
136:カントのブラックボックス
どうもねえ、と立花は思いついたように話しかけた。「カントは物自体を真剣には考えていな...
135:物自体
つまなさそうな顔をしてタバコの煙を鼻から出していた憂い顔の美女が発声した。「物自体ってなんなのさ」立花は不意を突かれて大きな耳をピクピク動かした。「とくに分からないのは物とい
134:カメラを信用しない馬鹿
ようするに、彼らはカメラを信用しない馬鹿なんですかね、と第九が思いついたように発言した。「なんだって」「だって、認識というか思考なんて写真を写すようなものでしょう。それを昔のフィ
133:呼び込みに引っかかっちゃたのよ
立花は美しく均衡を保った美女のうりざね型の顔を嘆賞しながら聞いた。「どうしてこんな本を買ったんだい」「呼び込みに連れ込まれたのよ」「えっ何だい。ホストクラブに行ったのかい」
132:鳥羽伏見の挙兵のつもりらしいが
四人の哲学漫才チームがコンビを立ち上げたんですわ、と立花が話し始めた。「2007年に四人の若造がロンドン大学のゴールドスミス校で「思弁的実在論」と題されたワークショップをぶち上げ...
131:いまさらカント批判でもあるまいが
レジで新しい客を出迎えるざわめきが起こった。立花が入ってきた。「今日は休業日ですか」...
130:精神に食わせるものが無くなった
精神に食わせるものが無くなって、第九は焦った。ギトギトに脂ぎった四十路を超えた女性ファ...
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