ゴミ箱に大きいゴミ袋をセットするのは経費の無駄。
どうせゴミ箱の大きさ以上にゴミは入りません。
と、言ってきましたが、現在では私がしております。
ゴミが溢れるとゴミ箱からゴミ袋を出してゴミを入れます。
これもレジ袋有料化で手頃な大きさのレジ袋が手に入らないから、梱包材として使用されていた大きなポリ袋まで使っている結果です。
新年を迎えるため、榊を買いました。
お花や榊用のポリエチレン袋に入れてくれます。
有料かと思いましたが、無償でした。
なぜ無償かというと、持ち手部分がないからでしょう。
そういえば、以前は小判型に持ち手部分を抜いていたような気がします。
レジ袋有料化に合わせ持ち手部分をなくした？
のでしょうか。
ポリ袋の価格が上昇を始めた。
いち早くコロナ感染を抑え込んだ中国の生産活動が活発になり、物資の流通が始まったことが原因のようだ。
昨年はコロナ禍で不足した資材がいろいろありました。
医療現場で使用する防護服もそのうちの一つでした。
ですから、自作用にポリ袋が売れましたが、現在ではなくなりました。
今年はプラスチック手袋とポリエチレン手袋の不足が続きそうです。
防護服のように供給がストップしたら、小さなポリ袋を両手にはめることになるだろうか？
寒い時期になるとポリ袋が固くなる。
ポリ袋が開きづらい症状がブロッキングというが、寒い時期には開きづらくなることがある。
本当にブロッキングか、固くなることでおかしいと感じるか。
電話だけでは判断が難しい。
ゴミ袋はレベルの低い商材だと言われる。
それを売る営業マンも同様にレベルが低いと言われる。
消耗品で安ければ売れるから、そう思われるだろう。
特に反論する気もない。
だが、病院や老人福祉施設でコロナ感染が発生した場合、大量に必要になるのもゴミ袋だ。
その場面で運よく注文数を速攻でお届けすることができた。
レベルの低い商材とレベルの低い営業だが少しは役に立てた気がする。
YouTubeでよくみる作品がある。
「なんとなく歴史を学べる映像をお送りする戦国炒飯TV」
なかでもお気に入りのコーナーが「戦国武将がよく来るキャバクラ」
東京のとあるキャバクラに戦国武将が来て、キャバ嬢とお話しするという設定。
着物や甲冑姿の武将と現代のキャバ嬢が普通に話をするところが面白い。
戦国炒飯TV YouTube♯３で取り上げられていたのが「小田氏治」
小田氏治は戦国時代に常陸、今でいう栃木県を治めていた武将。
何度も自身の城を奪われたことから「戦国最弱」と揶揄されることもあるそうだ。
さて、小田氏治に扮した俳優の渡辺いっけいさんとキャバ嬢の「みなみ」さんが小田氏治の生涯を楽しく話し始める。
小田氏治の座るソファーに目をやると見慣れたものが目に入った。
なんとレジ袋。
小田氏治、買い物ついでにキャバクラに寄ったらしい。
そういえば、冒頭にお客さんヒルキャバは初めてですか？というセリフがあった。
福島正則の登場回では兜が置いてあった。
福島正則の兜は個性的で有名だそうだ。
こんな小物の演出も面白い。
まあ小田氏治にはレジ袋が似合うとスタッフは感じているのだろう。
そんな庶民的な小田氏治に興味が湧いた。
ポリ袋業界の新商品はバイオマス関連ばかり。
レジ袋はもちろん、ゴミ袋もバイオマス入り。
当初バイオマス原料の不足があったようだが、今ではその話も無くなった。
当然だがバイオマス原料入りの袋は値段が高い。
今後、政府は環境問題に本腰を入れていくので、バイオマス減量も伸びていくことだろう。
年頭に今年の目標を立てる。
もちろん遊ぶことについてである。
仕事の目標など、とうの昔に立てるのをやめてしまった。
2020年は旅行を沢山する、というのが目標だった。
京都では散歩三昧を計画、八坂神社から平安神宮、蹴上インクライン、哲学の道。
そして奈良へ。
秋篠寺の技芸店天様にお目にかかる。
念願の北海道。
函館でイカを食し札幌へ。
夏はオリンピック。
チケットは手に入らなかったが、気分だけでも味わいたい。
そして横浜。
叔母の顔を見て、みなとみらいで夜景。
ホテルの予約が取れるだろうか心配になる。
それともこの時期に海外旅行をしようか？
それには予算が不安だ。
年頭の目標設定は本当に楽しかった。
ところで、旅行にレジ袋はつきものだ。
何かと使い道があるので必ず一枚はバックに忍ばせる。
ゴミ袋としてはもちろん、マイバックとしても使える。
濡れた折りたたみ傘を入れて防水バックがわりにもなる。
旅行先でレジ袋を手に入れるのも楽しい。
特に今年はレジ袋の有料化が実施されているので、以前手に入れたことのあるレジ袋でも変更されている場合が多い。
そんなことも楽しみにしていた。
だがコロナウイルスが蔓延。
全てが水泡に帰す。
脳科学者の池谷裕二氏によると「実際に動かなくても、頭の中で移動を想像するだけでもちゃんと刺激になる」という。
確かに実際にやってみると脳内旅行も楽しい。
しかし、やはり旅行に出たい。
新幹線内で響く、レジ袋のカサカサ音が懐かしい。
