而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

奈良へ・・・そのに

2012-05-11 | 京都奈良熊野へ
くるりと背を向けた神社の向かいに池があります。
亀さんが日光浴をしております。
この池は何処から水が入り込んで、何処から抜けていくのかわからないのです。
どんなに雨が降っても、日照りでも水の量は変わらないのです。
・・・えぇ~ そうなの?(;¬_¬)
でも ガイドさんがいうのできっとそうなのでしょう (*^^*)



興福寺で奈良での初めての御朱印をいただきました。



修理中のようです。



寄進の額によって瓦に名前を残すことができるとか・・・
1000年に一度の修理ですので、次が1000年後ですね (*^^*) とご朱印を書き終わって説明をしてくれました。
ということは・・・わたしの末裔が1000年後に逢ったこともないご先祖様の存在を知ることになるかも・・・
子孫がいたら・・・ということなのですが、なんと壮大なロマンなのでしょう・・・
それって なんかいいなぁ~ 遥か未来への余韻にひたっておりましたら
お奉行さまは、わたしと娘っこの話など聞かなかったかのように、どんどんと先へ行ってしまいました。

    行った先は五重の塔です。

   

   塔の成り立ちや、塔の上のあるくるくるや、
   卒塔婆の由縁などを教えていただきました。
   改めて知ることが多くて・・・
   ほぉ~ そうなんだぁ~ と感心ばかりしておりました。

八重桜が満開でした。



この日はどうしちゃたんだろうぉ~昨日までは寒かったのにと地元の人が言うほど暑い日でしたので
鹿さんも日陰で休んでおりました。



そこでガイドさんに聞きました。
”昼間はあちこちにいる鹿さんも、夜になると帰るねぐらがあるのでしょうか?”
”わたしもよくはわからないのですが、シカのことはシカに聞かないと確かなことはシカとわかりません”
とのことでした。なんとこのガイドさん・・・
あさいちの柳沢さんのお師匠さんいしたいくらいの、ダジャレの得意なお方でした。
説明を聞きながら、ダジャレにも耳を澄ませていなければならない・・・という奈良の楽しい観光が始まりました。

 思い出したことを追記しておきます。
五重塔は明治時代に当時のお金で25円で売りに出されました。それを買ったのが当時のお風呂屋さんだったそうで、
お風呂の薪にしようということだったらしいのですが、解体して薪にするにはたいそうなお金がかかるというので
では いっそのこと燃やしてしまおう!ということになったのですが、火の粉がとんで火事になっらたたまらん!と
近所から反対の声があがり処分に苦慮していたところに、古社寺保存金制度が施行されて助かったという話しがありました。
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切りました。

2012-05-11 | 日々のなかで・・・
切ったのはハコネウツギです。
今 新芽の葉っぱが大きく伸びてもうすぐ花芽をつけようとしております。
そんなウツギを切りました。
我が家の玄関先に植えたのはいつのことだったのでしょう・・・
いつも見ている図書館の垣根に咲くウツギをきれいだなぁ~と眺めておりました。
友人が挿し木をして増やしたから・・・と持ってきてくれました。
それから ドンドン伸びるので剪定を繰り返してどうにか形を保ち、
ウツギの咲く姿に季節を映しておりました。
そんなある日・・・
”垣根や庭木としてウツギを屋敷内に植えておるのを見かけますが、
ウツギは亡くなったひとの杖として棺に入れる木だということをご存知なのでしょうか?”
と 話しておられました。
 知りませんでした。確かに枝の中は空っぽでポッキと折れますが・・・
あの世への杖としてなくてはならないものだから、このままでもいいんじゃなぁ~い!
とのことばにそうだね・・・とは思ってはみたものの・・・
やはり なんとなく・・・気になります。
ゴミの回収日にあわせて切ることになりました。



玄関の庭先にぽっかりと穴があきました。
何事も知らなくてもいいこともあるものです。
知らないでいたらきっと今年も花を眺めて、秋には剪定をしてまたくる春を待っていただろうと・・・

    ウツギの下にひとつだけ葉っぱの影に隠れるように
    ツルミチソウが咲いておりました。

    

    そして・・・年期もののシクラメンが咲いております。

    

    それぞれにその花にとっての咲く季節があるのですね・・・

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