元妻

昨日の昼休み、呼び出す携帯の画面に元妻の弟の名前が出た
てっきりあの声だと思ってたら
「ああ、〇〇さん」って声は元妻の母親のもの
何年振りかに聞いた元気な声は、実は表面上だけだと知っている

母親はユウスケにさせたことを詫び、僕にも気を使って弟の携帯から電話してきた




元妻の暴挙の一番の被害者は今はこの人が担っている
実家に帰った彼女は一番使い勝手のいい部屋に陣取り
整理をしないままのその部屋に誰も入れない
玄関を入ってすぐ右手にあるその部屋はいつも僕らがお邪魔すると
そこに座り込み、家族全員が集まる
台所と続きの部屋
帰ってきた娘はそこを占拠した
例えば母親が台所との境目にある窓を開けて話しかけると
「唾が入って汚いから、そこを開けるな」　と罵るという
昔はそこまでひどい人間じゃなかったのに・・・


今回の事件はこうだ
その家には老夫婦が住んでいた
一応、ミカン農家と糸巻工場を営んでいたが歳とともに縮小
軽い農作業と年金で静かに暮らしていた
そこに出戻り娘が帰ってきた
離婚後娘と暮らしていたが彼女が父親（僕）との高校生活を選んだので
それを尊重して、二人で暮らしていたマンションを退去の後
しばらく弟のところへ転がり込んだ
そこでの行き違いもあって、やがて実家に帰ることを選ぶ
しおらしく帰れば、歓迎の心もあったかもしれない
でもそういう態度は見せない
そこで元夫への罵詈雑言を繰り返す
それはやがて彼女に関わるあらゆる人へターゲットが移っていったという
いや、元夫へのそれだけは保持しながら・・・
だから僕は彼女の関係者の中ではサイテーのサイテーの人間だったようだ


父親が少し呆ける時があって、運転免許証を返上した
一応地名としては町の体裁をとってはいるけど、実際のところは田舎
敷地も3000坪ほどある
ということはつまり買い物にも車が必要である
元々山の一部だから自転車でちょっとというわけにもいかない
もう免許証を持ってるのは帰ってきた娘だけ
気持ちよくそれを引き受けてくれれば何の問題もないのだが
いちいち嫌な顔をする・・・ように母親は感じた

生協の宅配って手がある
近所にも3・4件それを利用してる家があるのを知った




ゴメン遅くなりそう、もう寝る（12：23）
明日も仕事だ(笑）
中途半端で申し訳ない
気が向いたら続きを書きます

おやすみ