木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

「さっさと死ねるようにしてもらわないと」 

2013-01-23 22:45:47 | 家族
麻生副総理の「さっさと死ねるようにしてもらわないと」発言
僕は支持します
自分の母親もそれは願ってるし、僕自身もそうでありたいと思ってる
勿論元気なのに殺せ っていう意味ではない
もう元気に生きる望みが無くなったらの話
世の中にはそういう状態で生きておられる方もあるし、それでもいいからと温かく見守っておられるご家族もあるでしょう
勿論図らずも、もしそんな状態になってしまったら出来るだけのことをはするつもりだし、しなくてはならない
でもそれを享受する立場になってしまうんだったら、僕は早く死にたい

いろんな意味がある 「さっさと死ぬ」
延命治療にはお金がかかることも大きな理由だし、伝わらない意思の中で自分も家族も悲しい空間にいるのは考えるだけでも苦しい
今現在、その中に居られて苦労もし、あるいは喜びも感じておられる方は数えきれないほどであることは分かってる
お邪魔するブログでも頑張っておられる方は一人や二人ではない
その方々の日々にがんばりを否定する物でも勿論ない
ただ自分は「さっさと死にたい」と・・
思い通りになるかどうかはわからんけどね


友達の母上が20年ほど前に50代半ばで他界された
病院へ運ばれた時、もう意識は無くて、先生は
「どうされますか?」と僕の友達に尋ねたそうだ
またまだ若かった彼は思わず反射的に返答
「出来るだけのことをしてやってください」

当時はまだ延命治療を簡単に拒否できない状況もあり
その中で担当医師が親切心もあったのか、小さな声で尋ねた言葉だったらしい
医師は頷き、その結果その後3年間、彼は全く意識のない母親の闘病生活に精神的にも肉体的にもそして経済的にもくたくたになってしまったということだった
「俺、延命治療を拒否します。って一筆書いて持ってるし子供たちにも伝えてある
 女房も同じの書いてるよ」
「書いてなけりゃ意思表示が十分じゃないからあかんぞ」
とも付け加えたが、今は少し変わってるんじゃないかと思う
父親が一つの病院で一定期間後回されたとこで、最初に医師と面談した折に
「こんな話は何ですが、延命治療はなさいますか?」と聞かれた
いきなりしないでください というのも気が引けたので僕はその女医さんに尋ねました
「先生が同じ立場ならどうされますか?」
「・・・・私なら、いたしません」
「それなら、そのようにお願いします」

それから二か月後くらいだったかな
そのような処置でそういう結果になりました
父親もわかってくれてると思う
母もそう願ってるし、僕もそう願っています

そうなったら「さっさと死にたい」(笑)
ただし、母親を見送ってからだ







コメント (4)
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