木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

死刑求刑

2012-03-14 18:40:09 | 家族
木嶋被告に死刑の求刑があったらしい
さぁ難しくなってきましたよ
もし自分が陪審員なら死刑と結論できるか・・
裁判の全部を見たわけでもない
せいぜいワイドショーでその様子をうかがってるだけ
何かを通して見たものは決して真実ではない それはわかってる
わかってるけど何処から見ても有罪判決ではないにしろ有罪のにおいをぷんぷんさせる報道ではある

もし法廷に自分がいて世間一般的な感覚で見ていたら
 こいつウソ言ってるな
と思うんだろうな
いろんな嘘もつき世間常識から外れた金銭感覚でここまできた
・・けど殺人はしてないという
それもウソなんじゃないかと思うのが人情である

たった一つの殺人事件で結論を出さなくちゃいかんのなら
万が一の間違いも有り得るけど
3つもある事件なのだから
やっぱり僕は黒だと思う
問題は黒だけど死刑を宣告できるか否かだろう
彼女は人間としては許し難い生き物だと思う


むかし「償い」ってテーマで記事を書いたことがある
さだまさしの「償い」を使った
交通事故を起こした青年が亡くなった人の奥さんに毎月毎月少しずつだが賠償金を払ってゆく
奥さんは許し難いはずのその青年の真摯な態度に少しずつ「許す心」を積み重ねてゆく
そしてやがて もう送ってくれなくてもいい という言葉を初めて手紙に託す
間違ったことをしでかした青年が一生懸命償った
間違ったことをされた奥さんがやがてそれを許した
両方とも人間だから・・立派な人間だから出来たことだ


木嶋被告は誰かに謝ったのだろうか
たくさんの金銭的被害者に対して その遺族に対して
せめて金銭的被害を与えたことへの謝罪とその賠償をして初めて償いが始まる
あくまで始まるだけだ
もう命がない人たちなのだから
どうしたら償いきれるのか
遺族から もういいですよ と言ってもらえるのはここまできたら至難の業
自らの命で償うしかないかもしれんね

コメント (6)
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