木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

やさしさ

2011-07-15 23:07:46 | Weblog
大変おこがましいことだが昔自分は優しい人間だと思い上がっていたことがあった
28歳の息子がまだ幼稚園に入る前のこと
年上の友達の家に遊びに行った こちらは3人むこうは親子4人
夫婦に2人の女の子 小学4年と2年くらいだったかなぁ
その子たちが息子をおもちゃのように遊んでくれてた
そのお姉ちゃんが息子に聞いた
「お母さん、やさしい?」
息子は
「ううん、とうさんのほうがやさしい」と答えた

オレって優しいんか って思った
こんな小さな子供がウソつくはずもない と

実は娘にも直接じゃないけどそれらしいことを言われたことがある
http://blog.goo.ne.jp/popg888/e/3dabce823ebccd7eb44d129ac58cb830
でもいろいろ経験してくるととてもじゃないけど自分で優しいとは言えない
まだ全然修行不足だ
その結果が今の自分ってこと

また自分で優しいとかいうやつを信用できん気がする

前にそういう曲があることを指摘したことがあった
「秋の気配」
  
   僕のせいいっぱいのやさしさを
    あなたは受け止めるはずもない

そういう詩を書くってどうなんだろ・・

古い曲だが
「二十歳のめぐり逢い」でも2番にそういう一節がある
  
   僕が癒してあげるやさしさで・・・


やさしさでは癒してあげられないんじゃないかと思う
強さだよね 癒してあげられるのは
そしてその相手がそれをやさしさと感じる 
そういう図式じゃないんかなぁ
男が自分からやさしさと言っちゃあかんのじゃないかと・・

そう思うんですか、いかがなものか 



ま、いい曲ですから スタンダードですから


20歳のめぐり逢い 小嶋陽菜

コメント (10)
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