「ナショナルジオグラフィック」(2019年3月号)

 
 

 待ちに待ったナショナルジオグラフィックの3月号です。定期購読しているのですが、先月号にアレックス・ホノルドのヨセミテの大岸壁の登頂記事が次号予告されていました。

 フリーソロという登り方は、命綱なし、両手両足だけで登頂するものであまりにも危険すぎると批判の声もあるようですが、有名な登山家も何人かでてきました。

 2017年6月3日、アレックス・ホノルド(オノルドの表記も多いですがナショジオではホ)は、米国ヨセミテ国立公園内の巨大な絶壁「エル・キャピタン」約900メートルを4時間弱で登り切りました。

 数々の実績を残しているホノルドですが、さすがにこの大岸壁は難関で、登ることを決め友人らに伝えてから実行に移すまで準備に1年半要しました。特に危険な個所は50回以上、命綱ありで訓練を重ね、「繰り返し練習し、恐怖を克服でき、調子が最高潮に達した」と感じた6月2日の午後、明日の朝から登頂することを関係者に伝えます。

 その様子は、長年の友人であるジミー・チンらのナショジオのチームが撮影して映画「フリー・ソロ」を製作、昨年、アメリカやヨーロッパでの公開が始まり、数日前にはアカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門で最優秀賞を獲得したばかりです。

 早くその映像を大画面で観たくて仕方がないのですが、まだ日本公開が決まっていないので、とりあえず雑誌の記事と写真で我慢です。

 記事も興味深く面白かったですが、意外と写真も少なく、やっぱり早く映像でみたいです。







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