初歩の電子工作とデジカメの日記

電子工作備忘録とデジカメで撮影した写真のブログです。

Arduinoでモーションセンサ(人感センサ)を使う

2015-07-27 12:15:09 | Arduino Uno
市販されている防犯用自動点灯LEDライトは焦電センサといわれる動体をキャッチして動作させるセンサーを使っているらしい。 そこで自宅で玄関のドアを開けてから電灯スイッチを押すまでの間の暗がりを解消するためこのセンサを利用して自動点灯LEDライトを作った。


千石電商で買った「Napion MPモーションセンサ(黒)標準検出タイプ」で通称人感センサとも言う。 センサより2mの距離で約30cmの動きを検出する機能で今回の製作目的には充分な性能だ。



プログラムは書かないで済ませるようにチャージポンプICやタイマIC555を使う回路も試みたが失敗を繰り返すのみだったので、最後の頼みで[Arduino UNO]を使って回路を組んだ。 LEDは明るさも考慮して角型LED(Flux LED)を3個使うことにした。



Arduin IDEのスケッチ(プログラム)
LEDの点灯時間はdelay関数で設定。delay(20000)は20秒間点灯する。



[Arduino UNO]からスケッチ書き込み済のIC 「ATmega328p」を取り外し、以前製作した「eJackino」の付録基板「eJackino-Mini」にセット。ユニバーサル基板にはいつでも取り外しができるようにピンソケットをハンダ付けしてそれに「eJackino-Mini」を挿す。ICを単体で使用するための配線は済んでいるので楽チン。
ユニバーサル基板には人感センサ、電源電池(単3乾電池x3本)接続のためのピンソケット、そして3個の角型LEDもそれぞれハンダ付けした。



製作した基板と電池ケースを一体化するため、アクリル板をサイズに万能ノコギリでカットし、5mmのスペーサを噛ましてM3ネジ、ナットで固定。



アクリル板の裏面
ここに単3乾電池3本用の電池ケースを強力粘着両面テープで貼り付けた。
フックに吊り下げられるようにウィやー用に穴も開けておく。



電池ケースを接着した。吊り下げ用のワイヤー(黄色)も結ぶ。



テスト点灯・・・・20秒後に消灯