カプリッチョーソ・ライフ

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「野木町煉瓦窯(ホフマン式煉瓦窯)」見学して来た。

2018年02月18日 | まち歩き

2017年8月のお話です。

野木郵便局_風景印を記念押印してから気になっていました。
意匠にもなっている、「旧下野煉化製造会社煉瓦窯」です。
その風景印がこちら、風景印再掲します。


野木郵便局風景印_重文ホフマン式輪窯、谷中湖、日光連山遠景、町花ヒマワリを描く。

wikipediaを参照すると、
**-ここから-**
重文ホフマン式輪窯_栃木県下都賀郡野木町野木_旧下野煉化製造会社煉瓦窯。
赤煉瓦の製造に用いられた近代化遺産設備である。
野木町煉瓦窯とも称する。国の重要文化財に指定されている。
**-ここまで-**




別日に撮影。

隣接する、野木町交流センター「野木ホフマン館」へ向かい、見学申し込みをします。
解説員付き見学は約40分。
1時間毎に行われているとの事でした。
タイミングよく、解説員付きで見学ができました。
ヘルメットを借りて、入館(?)します。

早速出迎えてくれる、ホフマン式輪窯。

近くで見ると、迫力度がアップしますね。(見学終了時に撮影)

ホフマン式輪窯とは、どのような特徴があるのでしょうか?!
解説員の説明によれば。

**-ここから-**
焼成窯が16室に仕切られ、輪状の構造になっています。
一室を焼成する余熱を利用、次室の素地を乾燥→加熱する仕組。
 「窯詰→余熱→焼成→冷却→窯出」 の順序で連続製造が可能。
長期にわたる連続操業が可能な窯でした。
**-ここまで-**




搬入用の階段付近_「イギリス積みとフランス積み」上下で異なります。**--説明板より--**

補修が施された窯内部へ入ります。

窯内部_とても暗く観察難しいです。


窯下部に作られた煙道。
煙道は、中央煙突部に繋がっています。


奥部に見える壁は「火止め」(製造終了)壁を再現したもの。

前述した連続運転終了時に作られました。
また、製造スタート(焚口)時に作られた壁も再現されてました。
が、写真撮り忘れました。

さて、窯上部へ移動します。

搬入用の階段_運搬しやすいよう、傾斜に工夫がされています。登ってみると、不思議な感覚でした。


窯の上部へ移動してきました。
無数の投炭孔が並びます。

1窯に「5重5列」計25箇所投炭孔があり、
不使用時は、鉄の蓋で閉じられていました。←説明板より。

また、脇に見える3本のレールは、
炭を投炭孔へ運ぶ、トロッコレールとの事でした。

この写真が分かりやすいかもしれません。
写真左部に、同仕様レールが敷設されています。
何トンレールか不明ですが、掲出されていた写真を見た限り、重量物を運んでいたわけではないようです。

職人氏が投炭孔から内部を観察、火色を目視確認し、温度調節していたようです。
また、棒等でレンガを突っついて状態確認していたそう。
中央レールは、大型炭車用として増設されました。←以上、解説員氏・説明板より。


投炭孔から「煙突・集煙道」部へ降りてきました。


窯から煙道を通り、煙突部に煙が集煙されます。
また、開口部から、点検・補修が行われたそうです。

予定通り、見学ツアーが終了しました。
施設内に説明板があり、改めた説明も無かった事から、
じっくり見学したい方は、解説員無しでもと思いました。
最後に、ボランティアガイドで無かった事、付け加えておきます。

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