上野の国立西洋美術館で開催中のラファエロ展に行って来ました。
″ルネサンスを代表する画家ラファエロ・サンツィオ(1483-1520年)。ルネサンス絵画を完成させ、後の画家たちの手本となったラファエロですが、作品の貴重さゆえに展覧会の開催はヨーロッパにおいてもきわめて難しいとされています。本展はヨーロッパ以外では初となる大規模なラファエロ展です。″
本当はダビンチ展を考えていたんですが、絵をより見たかったのでこちらに。

ラファエロ・サンツィオ 自画像
お父さんは宮廷画家ですが11才の頃に亡くなります。その頃には父の工房で修行。
紹介状を書いてもらいフィレンツェへ渡り、のちにローマでバチカン宮殿の壁画を担当します。
性格も穏やかで、教養のある父に育てられたラファエロの絵は、柔らかくとても繊細です。
絵に詳しいわけではありませんが有名どころを観てきた中、こんなに近づいてじっくりと観たのは初めてです。
細かいところに緻密に練られた美しさがあるのです。

こちらの聖ゲオルギウスと竜 は26センチ×30センチです。

この聖家族と仔羊 も同じくらいのサイズ。思ったよりも小さい絵が多いです。
今回の目玉はこちら。

大公の聖母
大公とはハプスブルク家のフェルディナンド三世のこと。彼が亡命中も肌身離さず大切にした作品です。
実はあとで塗りつぶされた背景の黒のせいで聖母が悲しそうに見えますが、実際の絵は満ち足りた表情に見えました。
オーラが凄くて三回くらい戻って見直しました。なぜだろうか、見つめることをやめるのが難しいのです。
その他にも、指先が絵に見えない肌の質感、キメの細やかさなど、どうしたら美しく見えるのか
まるでレクチャーされているような気分になりました。
いつもの展覧会からしたら作品が少なめですが、貴重なものが観れてとても良かったです。
こちらはインターネットミュージアムにある画像です。

″ルネサンスを代表する画家ラファエロ・サンツィオ(1483-1520年)。ルネサンス絵画を完成させ、後の画家たちの手本となったラファエロですが、作品の貴重さゆえに展覧会の開催はヨーロッパにおいてもきわめて難しいとされています。本展はヨーロッパ以外では初となる大規模なラファエロ展です。″
本当はダビンチ展を考えていたんですが、絵をより見たかったのでこちらに。

ラファエロ・サンツィオ 自画像
お父さんは宮廷画家ですが11才の頃に亡くなります。その頃には父の工房で修行。
紹介状を書いてもらいフィレンツェへ渡り、のちにローマでバチカン宮殿の壁画を担当します。
性格も穏やかで、教養のある父に育てられたラファエロの絵は、柔らかくとても繊細です。
絵に詳しいわけではありませんが有名どころを観てきた中、こんなに近づいてじっくりと観たのは初めてです。
細かいところに緻密に練られた美しさがあるのです。

こちらの聖ゲオルギウスと竜 は26センチ×30センチです。

この聖家族と仔羊 も同じくらいのサイズ。思ったよりも小さい絵が多いです。
今回の目玉はこちら。

大公の聖母
大公とはハプスブルク家のフェルディナンド三世のこと。彼が亡命中も肌身離さず大切にした作品です。
実はあとで塗りつぶされた背景の黒のせいで聖母が悲しそうに見えますが、実際の絵は満ち足りた表情に見えました。
オーラが凄くて三回くらい戻って見直しました。なぜだろうか、見つめることをやめるのが難しいのです。
その他にも、指先が絵に見えない肌の質感、キメの細やかさなど、どうしたら美しく見えるのか
まるでレクチャーされているような気分になりました。
いつもの展覧会からしたら作品が少なめですが、貴重なものが観れてとても良かったです。
こちらはインターネットミュージアムにある画像です。


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