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映画・演劇のレビュー

『ラプラスの魔女』

2018-06-03 08:05:13 | 映画

 

 三池崇史がまたやってしまった。こういう意味不明の駄作を作ってしまうのは、なんでもかんでも引き受けるからだろう。東野圭吾の小説は当たり外れが大きいから気をつけなくてはならない。いくら三池でもこういう無意味な話から面白い映画を作るのはムリ。だといって、本筋とは関係ないところで遊びまくってしまうことはできないだろうから、一応ストーリーを追って、この小説のまま、2時間ほど映像化して提示するしかない。しかも、櫻井翔を主役にして。いや、それって彼が悪いとか、そういうことではなく、彼の演じる教授がつまらないのだ。彼のせいではない。

 

でも、これって、櫻井翔が主役のハズなのに狂言回しでしかない、というのもどうだかなぁ、ではある。タイトルロールの魔女は広瀬すずなのだが、彼女も頑張ってるけど、芝居のしどころのない役で可愛そう。もっと可愛そうなのは、福士蒼汰。あんな扱いってないわぁ、と思う。見せ場すらないまま、クライマックスに追いやられる。まぁ、そこでは一応見せ場らしいものを用意してもらうけど、怪演するために呼んでこられた豊川悦司に美味しいところはすべて持って行かれる。というか、トヨエツ。こんなバカな役で呼ばれて遊んで帰るというのって、どうよ、と思う。可愛そうシリーズなら玉山鉄二の刑事さん。途中から忘れられてしまうし。でも、さすがにラストの後で言い訳程度に登場する。

 

さて、そのクライマックスでは、なんと主役のハズの櫻井翔は崖の上で置いてけぼりにされる、ってギャグか? もう何から何まで突っ込みどころ満載の映画で、わけわかめ。こういう謎の映画は冗談だと思って、笑いながら見るに限る。でも、貴重なお金と時間を使っているので、ちょっとムッとする。

 

 

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