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映画・演劇のレビュー

2009年映画ベストテン

2009-12-31 20:01:26 | 映画
  1 ラースとその彼女
  2 ディア・ドクター
  3 おっぱいバレー
  4 風が強く吹いている
  5 ヴィヲンの妻 桜桃とたんぽぽ
  6 母なる証明
  7 女の子ものがたり
  8 チェ 28歳の革命
  9 おと なり
  10 グラン・トリノ

  11から20   インスタント沼
           正義のゆくえ
           ターミネーター4
           空気人形
           あの日、欲望の大地で
           アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
           ウエディングベルを鳴らせ
           20世紀少年 最終章
           色即ぜねれぇしょん
           ウオー・ロード
  
 21から30    千年の祈り
           愛を読むひと
           チェンジリング
           GOEMON
           ホッタラケの島
           剱岳 点の記
           エヴァンゲリオン 破
           沈まぬ太陽
           イングロリアス・バスターズ
           いけちゃんとぼく
 
 次点として、『ザ・バンク』とか、『ウルトラ・ミラクル・ラブストーリー』とか、『のんちゃんのり弁』とか、他多数。    


 2009年に劇場で見た映画は131本だ。これは作年に較べていくぶん少ない。なんだか劇場まで通う元気がなくなってきた。劇場よりDVDのほうが充実しているからだ。しかも、劇場で上映されている映画はつまらないものが多い。興味深い映画はすぐに上映が終了するし。まぁ、そんなことを言いつつも時間の許す限り劇場に行くのだが。

 ベストテンは固定ではなく、きょうのノリだけで選んだ。辛気臭い映画は少ない。なぜなら劇場で見る映画は劇場でしか楽しめない娯楽映画を優先するからだ。微妙なものはDVDになる。アート映画も公開期間の問題からどうしてもDVDになってしまうことが多いのが最近の問題だろう。

ベストテンに選んだ映画は正直言うとかなり癖のある作品が多い。1位の『ラースとその彼女』は『空気人形』の生々しさとは無縁の作品で大好きだ。よく似た題材を扱いお互いリアルなファンタジーを目指した2本の差は好き嫌いではない。明らかに完成度の差がでた。2位の『ディア・ドクター』は何もそこまで評価しなくても、とも思う。だが、僻地医療の問題をただ甘いだけの映画にしない姿勢は高く評価されていい。3位の『おっぱいバレー』はもちろん過大評価だ。だって6人の中学男子が可愛いから。そして、仲村トオルの「ナイス・おっぱい!」という一言に感動した。

 原作を超えることは出来なかったが、見事箱根駅伝を描ききった4位『風が強く吹いている』は、ラストがちょっと甘いので残念。5位『ヴィヲンの妻 桜桃とたんぽぽ』は、あの戦後の風景にKOされた。そして、松たか子のたくましさとしたたかさ。なんか凄いよ、あれは。6位『母なる証明』の韓国の警察はあまりの杜撰さに驚かされる。(『チェイサー』の警察はもっと凄いが) だが、映画自体の持つ力にはもっと圧倒される。期待が大きすぎて見た時は、ちょっと、と思ったが、時間を経るにしたがって映画の印象が大きなものになる。

 

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