習慣HIROSE

映画・演劇のレビュー

『7月24日通りのクリスマス』

2006-11-06 22:20:38 | 映画
 思ったほど面白くない。それは当然かもしれないが、あの『電車男』のチームなら吉田修一をコメディーにするなんていうとんでもない企画を成立させれるかもしれない、と一瞬信じてしまったのだ。しかも、原作の精神は生かした形で映画化しようとする(まぁそれって、当たり前の事だが)なんて言葉も信じてしまった。しかし、結果的にはうまくいってない。だいたい吉田修一のどこをどう読んだらコメディーになるのか?疑うべきだっ . . . 本文を読む
コメント

遊劇体『闇光る』

2006-11-06 00:38:36 | 演劇
 今、再びキタモトさんの演出によりこの作品を見ることの意味は大きい。初演を見た時の驚きと、戸惑いは今も鮮明に記憶に残っている。それくらい強烈だった。あの時は「これがはたして遊劇体といえるのか?」なんて思った。しかし、それも今考えると静かな始まりに過ぎなかったのだ。遊劇体の大きな変貌はあの時から始まったのである。  『残酷な一夜』から『エディアカラの楽園』へ続く作品を見た目でもう一度この作品を見た . . . 本文を読む
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