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『マンダラ塗り絵』の不思議

最近本屋に行くと、大人の塗り絵、がにわかにブームになっているらしく、
いろいろな種類のものが並んで売られている。
水彩画のように塗っていくお花だとか、風景だとか。
どれも、なんとなくイマイチだなあ、などと思っていたのだけれど、ふと、
気になるものを見つけた。
「マンダラ塗り絵」だ。

要は、マンダラ模様に、好きに色をつけていくというものだ。
花や景色と違い、どれが何色、という決まりはない。思いのまま、マンダラ
の幾何学模様に色をのせていく。
だから、同じ模様でも、塗り絵をする人によって、全く違うものになっていく。
なぜか私は、花や風景よりも、このマンダラ模様に惹かれた。

母の心の癒しに?と理由をつけて、買ってみた。

この塗り絵、何種類ものマンダラ模様があり、かなり分厚いものだ。
塗り絵に入るまえに、マンダラとはなんぞや、色とは?などと、かなりきち
んと解説がなされていて、それを読むだけでも楽しいし、マンダラと色の
奥の深さを知ることができる。

「自由」ということは結構大変なことで、この塗り絵も同様、実際、決まった色
がない、ということは案外難しい。
それでも、思いのまま色をのせていく。
母に、と言いながら、「まずは1つ私に塗らせてみて!」などと、涼しい顔で
始めてみた。

塗っているときには、こんなのでいいのかな?と半信半疑なのだけれど、
だんだん、なんとなくではあるけれど、心が癒されていくような気がする。
不思議だ。これは「塗り絵」という行為がそうさせるのか、マンダラの模様の
せいなのか・・・
わからないけれど、塗っていくうちに、心が落ち着いてきたのは確かだ。
そして出来上がってみると、意外と、それっぽく(どれ?)出来上がる。

これ、結構楽しいよ。
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