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『暮しの手帖』

『暮しの手帖』の新編集長に、お友達の松浦弥太郎くんが
就任したという。びっくりした。

『暮しの手帖』 と言えば、謙虚に静かに、だけどどこの本屋
さんにも必ず置いてあり、人々の暮らしにしっかりと寄り添って
いる雑誌、というイメージ。

”広告をいれず、徹底して庶民の質実な暮しの視線にたった誌面
づくりを貫いてきた”というこの雑誌。
創刊は昭和23年だそうだ。

創刊号から約30年の長きにわたり編集長を務めていた、花森安治
さんのあの独特な表紙の『暮らしの手帖』という文字。そして
すてきなイラスト。
あらためて見てみると、とても味わい深いものがある。

今は、こういう”暮し”をとりあげている雑誌が山ほどあって、
どれもこれも、さらーっと目を通しはしても、きちんと読んだことはない
けれど、これを機会に、こうして誠実にずっと人々の生活を支えて
きているこの『暮しの手帖』を、じっくりと読んでみよう。

いずれにせよ、こうしたシーンで知り合いが活躍している、という
のは、とっても嬉しいことだなあ、と思う。

弥太郎くんが編集長を務めるのは、この2月号(26)から。
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