ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■ 忍びの卍 (1968)

2016年09月12日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」
バカバカしくも女優陣の熱演がエロチックな忍術合戦と、あまりにも時代がかった大真面目な悲恋物語が同居する、日本映画斜陽期の迷走ぶりが、今となっては微笑ましい不思議なテイスト。「キララ肌」の鱗美女を始め衣装やセットの懲り具合にも優等生的な可笑しさがある。

(9月10日/シネマヴェーラ渋谷)

★★★

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■不良姐御伝 猪の鹿お蝶(1973) | トップ | ■ グッバイ、サマー (2015) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」」カテゴリの最新記事