ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■ 緑色の髪の少年 (1948)

2018年12月25日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」
緑色の頭髪にどう対処すれば良いか大人は分からない。戦争孤児となった少年の「何故、僕が」という問いに誰も答えられないのと同じだ。最も言いたかったのは、途中、オフスクリーンで流れる「非戦のための戦争もいた仕方なし」という婦人たちの会話への「仕方ない」では済まされないという拒絶。

(12月22日/シネマヴェーラ渋谷)

★★★★

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