大洗町の原子力施設でプルトニウムの吸入事故が発生しました。最大22000ベクレルの吸入量だそうです。
「ベクレル=1秒間に放射性元素が崩壊する個数」です。プルトニウムは半減期が24000年と非常に長いので(崩壊する頻度が極めて低く、放射能が非常に低い元素)、22000ベクレルを計測しているとすれば、それなりの量のプルトニウムを吸入した事になります。
今回の被爆のシーベルト換算の試算をみつけました。
<引用開始>
今回の被曝量の年間推定は1.2SV(=1200mSV)、1日当たり、3.29mSV 、1時間当たり0.137mSV(137μSV)
で大体2時間毎にX線1発、一日に最低1発のCTスキャンを受けることになる。これが最大50年間続く。
<引用終わり>
決して低い数値ではありませんが、137µSV/hという線量率は決して高い数字ではありません。X線(レントゲン)やCTスキャンは短時間に照射されるので線量率が圧倒的に高くなります。乳癌の放射線治療では一瞬で2SVという高い線量の放射線を一日置きに照射しますが、通常の細胞はこれによって癌になる事無く自らズタズタになったDNAを正常に再生します。
今回のプルトニウム吸入事故で多くの方が東海村の臨界事故を想像されたと思いますが、あれは直近から大量の中性子を浴びてしまった最悪の事故で、今回は多分50年後も皆さんピンピンとお元気ではでは無いでしょうか(相当高齢ではありますが)。事故に遭われた方には申し訳ありませんが、プルトニウムの安全性を将来的に証明する事案になるかもしれません。
以前、アメリカのロスアラモスで複数の作業員がプルトニウムの蒸気を吸入する事故が発生していますが、全員命に別状はなかったという記録が在ります。
その件について以前記事にしたので、私自身が思い出す為に再掲載いたします。
<pan style="font-weight:bold"><再録>プルトニウムの毒性・・・アメリカのWikpediaの訳文を見つけた
「人力でGO」 2012.04.09 より
■ プルトニウムは本当に最凶の放射線元素なのか? ■
最近、福島原発周辺にウランやプルニウムが飛散している可能性を示す
データや噂がネットに見受けられます。
プルトニウムは「史上最凶の放射物質」で、
「角砂糖5個で日本人を皆殺し」などと言われています。
ところで皆さんはプルトニウムについて調べた事はあるでしょうか。
Wikipediaにそこそこ載ってはいますが、
アメリアカおWikipediaに日本版よりも詳しく載っている様です。
日本語訳を見つけたので、紹介します。
(プルトニウムに関しては神経質な方が多いので、
元ブログの方に迷惑が掛かるといけませんので、
元のブログの紹介は避けさせて頂きます。
<引用開始>
訳:
プルトニウム同位体は放射性物質であり骨髄に蓄積される。原子力兵器や原子力発電所などの事故によって酸化プルトニウムが生成、拡散される。広島や長崎に落とされた原子爆弾の被害者から、プルトニウムの危険性や摂取による症状が報告されている。
プルトニウムの崩壊によって、α、β、γと3種類の放射線が放出される。α粒子はごく短い距離しか飛ぶことができず、ヒトの皮膚によって防ぐこと ができる。β粒子は皮膚は通過してしまうが、体全体を通り抜けることはない。γ線は体全体を通り抜けてしまう。高濃度かもしくは長期間放射線に晒されてし まうことで、放射線病、癌、死の原因となり得る。危険性は晒された放射線量に依存する。
プルトニウムによるα粒子は皮膚さえ通り抜けることができないが、吸い込んだり摂取することで内臓へ影響を与える。プルトニウムは骨の表面に吸収 されたり、肝臓に蓄積されたりすることで人体に害を与える。プルトニウムは人体へ効率的に吸収される物質ではなく、酸化プルトニウムを摂取しても 0.04%しか吸収されることはない。吸収されたプルトニウムは生体半減期が200年であるため、とてもゆっくりと排出される。プルトニウムはとてもゆっくりとしたスピードで細胞膜や腸壁を通り抜けるため、骨格へと吸収されるのにとても時間がかかる。
プルトニウムは摂取するよりも吸い込んだ方が危険が大きい。プルトニウムは肺に合計400ミリシーベルト吸い込まれると、肺癌の発生率が増加する。アメリカ合衆国エネルギー省によると、5000のプルトニウム粒子を吸い込むことで癌の発生率が平均から1%増加するとしている。
大量のプルトニウムを摂取または吸引することで、被曝や死の原因となるが、これまでにプルトニウム摂取や吸引による死者は確認されておらず、また多くの人々は体内にプルトニウムが確認で きる。(これらは過去の核実験によって、地球上にばら撒かれたプルトニウムによるものです。)
放射性粒子による放射線が肺細胞に局所的な害を与えると言う、ホット・パーティクル説(hot particle theory、hot particleは放射性を持った粒子です)はこれまでの実験では肯定する結果はでていない。これらの粒子はこれまで考えられていたものよりも動的で、粒 子による毒性の上昇は見られなかった。
しかし吸入されたプルトニウムは血流へ乗ってしまう。一度血流へ乗ってしまうと、プルトニウムは体中に広がり、骨格や肝臓、その他の臓器へと貯めこまれる。体内へと到ったプルトニウムは何十年もそこに留まり、放射線によって周りの細胞を傷つける。
広島や核実験場付近の住民や作業員が、プルトニウムによってどのような害が起こっているのかが現在まで調査、解析されている。これらの研究は、プ ルトニウムの高い毒性やプルトニウムによる癌発生率の増加を示していない。
他の例では、過去にアメリカのロスアラモス国立研究所による実験で1940年代に25人の作業 員が相当量のプルトニウムを吸い込んだ。ホット・パーティクル説によると、彼らは現在までに99.5%の確率で肺癌によって亡くなっているはずだが、彼らの中では1人として肺癌にかかった人はいなかった。
補足:
アメリカ合衆国エネルギー省によって発表された危険性の値は以下のようになっています。
プルトニウム239:吸入‐1.073×10^-9 %/Bq、摂取:4.81×10^-12 %/Bq
(吸入で1ベクレルにつき0.0000001073%上昇、摂取で1ベクレルにつき0.00000000000481%上昇)
<引用終わり>
赤字箇所は私が赤字にしました。
■ 私は放射性ヨウ素131の方が怖い ■
原子炉がフルオープン状態で爆発したチャルノブイリでは
福島とは比較にならない量のプルトニウムやウランなどを放出しています。
プルトニウムやウランは中性子を放出するα線核種です。
これは一見恐ろしい物質の思えますが、
自然の状態でこれらの物質が中性子を放出する事は稀です。
さらにα線崩壊もほとんど起しません。
プルトニウムは2400年という長い半減期を持っているので、
単位時間内での放射線の放出は非常に少ないのです。
一方、8日という短い半減期でどんどん崩壊して放射能を放出するヨウ素131は
とても恐ろしい放射性物質とも言えます。
ヨウ素131の比放射能(単位時間での放射線の影響の強さ)は、
プルトニウムの10万倍にも及びます。
「プルトニウムが体内に入ると一生放射線を出し続けるので危険」と言われますが、
これは誤りです。
「体内に入ったプルトニウムは、人間の寿命よりもはるかに長い年月を掛けて
徐々に放射線を放出する」という書き方が正しいのだと思います。
チェルノブイリではヨウ素131による子供の甲状腺癌は多発しましたが、
ウランやプルトニウムによる害は発生していません。
(WHOやICRP,IAEAを信用するならば・・・ここがちょと見解に分かれる所)
■ プルトニウムは食べても大丈夫? ■
「プルトニウムは飲んでも大丈夫」とは、以前原発の資料館の啓蒙アニメの中で
プルトン君というキャラクターが発したセリフですが、
プルトニウムは吸収率が非常に低いので、
あながちこのセリフは間違いではないでしょう。
こんんな事を書くと、「お前が飲んでみろ!」とか、
「福島原発で働いて来い、東京駅にレンガを持って見送りに行ってやる」と脅されますが・・。
■ ホットパーティクル理論(仮説)は正しいか? ■
プルトニウムが危険という理由に挙げられるのが、
「ホットパーティクル理論」です。
「プルトニウムのα線は4μmの範囲に大量のエネルギーを放出するので、
肺の組織に吸着したプルトニウムから発するα線は、
周辺細胞に甚大な影響を及ぼし、高い確率で癌を発生させる」という「仮説」です。
この説の主張者達は、「プルトニウムのα線の影響は1億倍程度過小に評価されている」
などと言います。
上のWikipediaの引用で赤字に直した箇所は、
ホットパーティクル理論(仮説)を否定するものと言えます。
人数が25人ですから統計的に意味のあるデータとは言えませんが、
それでも、このデータの持つ意味あいは小さくありません。
一方、アメリアでは末期の胃癌の患者で、プルトニウムの服用実験も行われています。
実験台になった患者は何人かいらっしゃるのですが、
なんと、死を覚悟した末期の胃癌患者が、その後長生きして天寿を全うするという
驚くべき結果となってしまったようです。
(別にプルトニウムが胃癌に効果がある訳ではありません)
この様に、プルトニウムの毒性を補強するホットパーティクル論(仮説)ですが、
実際のデータはこの理論(仮説)が、被害を過大評価しすぎる事を示しています。
■ バイスタンダー効果 ■
弱い放射線の影響を重要視する方達は、
近年「バイスタンダー効果」という現象を引き合いに出します。
少し難しい内容なのでうすが、
非常に細く絞ったX線やα線粒子を細胞に照射すると
1%の細胞に照射したにも関わらず、
周辺の30%の細胞に変化が現れるという効果です。
放射線の影響を直接受けた細胞が、ある種の細胞伝達物質を分泌して
周辺細胞に変化を及ぼすと考えられています。
<wikipediaより引用>
放射線に直接曝露された細胞とそうでない細胞(バイスタンダー細胞)間のシグナル伝達系が重要な役割を果しているとされる[1]。
バイスタンダー効果は、遺伝的不安定性[2]、DNA損傷、染色体異常、細胞分裂・増殖阻害、アポトーシス(細胞の自殺)、突然変異の誘発など[3]といった負の面が多かったが、最近では増殖促進、分化誘導、放射線抵抗性及び温熱抵抗性の獲得という有益な影響が確認されている[2]。
全体の1%の細胞に低線量のアルファ線を照射した際、30%の細胞に染色体の変化が起こったとの発見報告がある[4]。
ヒト正常胎児線維芽細胞に1.2 - 100mGyのX線を照射した実験では、ギャップ結合(バイスタンダー効果の誘導に関与していることが知られている細胞間接着装置の一種)をリンデンで阻害した群と、阻害しなかった群を比較した場合、1.2 - 20mGyまでの低線量域では線量に依存して大きな差が出ている(阻害しなかった群に、より大きな影響が出ている)。20mGy以上では、阻害した群と阻害しなかった群で有意な差は出ていない[5]。
<引用終わり>
以前は弱い放射線でもバイスタンダー効果によって、放射線の影響が拡大するから
「弱い放射線でも危険」とされる論拠とされてきました。
しかし近年、バイスタンダー効果が放射線を浴びていない細胞の
放射線への耐性を向上させる事が明らかになってきています。
私自身の勝手なイメージでは(完全に無根拠です!!)
1) バイスタンダ効果には細胞死を誘発する効果と、細胞の耐性を高める効果の2種類がある
2) 細胞死を高めたり、染色体異常を高める効果は放射線を浴びた直近の細胞のアポトーシスを促す?
3) 細胞の耐性を高める効果は、比較的放射線から遠い細胞で現れる
生物の生体反応は非常に合理的に出来ています。
例えば、α線被曝では、α線の影響を直接受けた細胞の周辺にも、
大量の活性酸素種が、壊れた細胞から供給される可能性があります。
ですから、α線の粒子を限られた細胞に打ち込むようなケースでは
周辺細胞は、活性酸素に対して脆弱な状態を作り出して、
積極的にアポトーシスを誘発したら、免疫細胞に駆逐される状態に変化して、
結果的に、DNA損傷が組織の残存する確立を減らすと考えたらどうでしょう。
一方、弱いX線などの部分照射では、活性酸素の発生も少ないので、
次の放射線照射に備えて、周辺細胞の放射線に対する耐性を高めて、
次なる被曝にたいする組織や体全体の防御を活性化させると考えられます。
これは「放射線ホルミシス効果」と呼ばれる現象となって現れるのでしょう。
科学者はなるべく主観を排して研究に当たります。
しかし、「放射線は危険」と考えている科学者と
「放射線は安全」と考えている科学者では、
結果の解釈が異なってきます。
α線粒子を当てた細胞の周辺で、細胞が変異したり死滅する効果が高まったという実験結果に対して、
「放射線は危険」と思っている学者は、「放射線被害が拡大した」と解釈します。
一方「放射線は安全かも知れない」と考える学者は、同じ減少を体の放射線に対する防衛反応と解釈しようとするはずです。
どちらも「仮説の域」を出ないので、
「バイスタンダ効果によって微弱な放射線の影響が拡大する」と言う結果だけが
唯一の事実として伝わってゆきます。
しかし世間の多くの人は、「放射線は危険」と思い込んでいますので、
バイスタンダ効果は「弱い放射線でも危険」という結果として解釈されてしまうのです。
私は生き物が好きで、中学の頃は「生物部」でしたから、
生物の体は不思議なくらい「合理的」に出来ていると考えています。
ですから「バイスタンア効果は放射線の影響を低減する為の生物の精緻なシステム」と解釈します。
■ 自分の生命力を信じられるかどうか? ■
私はフルマラソンを走ったり、自転車で200Km近く走りますから、
過剰な負荷に対する肉体の防御機構と、適応反応を日々実感しています。
46歳を過ぎても、計画的にトレーニングすれば
肉体は30代のパフォーマンスを発揮する事も身を持って知っています。
要は「人間の肉体はそんなにヤワじゃない」と信じているのです。
自分は「癌になっても、自己免疫で勝手に治る」と思い込んでいます。
この「思い込み」こそが免疫効果を高めるのだと思います。
風邪を引いたら、ウィルスをやっつける免疫細胞の活躍をイメージして、とっとと寝ます。
すると、だいだい1日で熱は下がります。
逆に放射線に体の細胞が蹂躙されるイメージを浮かべたらどうなるでしょうか?
きっと免疫は低下するはずです。
なんだか精神論の様になってしまいましたが、
要は、放射線に対しても「健康に良いらしい」とポジティブに捉えれば本当に健康になり、
「ああ、きっと癌になるに決まっている」とネガティブに捉えれば、ストレスによって癌になります。
きっと生命力とは、そんな単純な思い込みから生まれてくるのだと思います。
ですから「放射脳」を患っていらっしゃる方達は、
「放射線が飛んでいるから外出はしない」のでは無く、
満開の桜の下で、思いきり美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲めば、
きっと「報謝脳」という症状からも開放されるのでは無いでしょうか。
46歳にもなってアニメを観て喜んでいるオヤジの話など、
世間にはほとんど影響を与えないでしょうから、
ホラ話の一つとして、笑い話のネタにでもして下さい。
いつものようにひと言(笑)
最初に、肺から2万2千Bqですが、体内に取り込んだ総量は36万Bqだそうです。
要はどっちでもいいんですが、前代未聞の量なのでデータなんかない、
ということです。
作業者は即死しなかったので、あとは回復後ガンを発症するかどうか、です。
問題は36万Bqの人と被爆しなかった人で、ガンの発症率に差はあるのか
という点です。
もちろんこれは何万人という人間で、何十年もデータをとり続けて
初めてわかることですから、この被爆が安全かどうかは
「わからない」
というのが正しい答えです。
この作業者が数年後にガンで死んでも、それが放射能原因かどうかは
絶対に証明できませんので。
私は当然、発症率に差があるだろうとは思っていますが、それが何%なのか、何十%なのかまでは予想がつきません。
人間は年取ると50%がガンになるのだから、それが数%増えても気にするな
というのは正しい考えですが、50%がガンになるのだったら
その原因は少しでも減らしたい、というのも間違っていないはずです。(私はこちら側)
私は、人がガンになるのは、世の中には発ガン性物質が溢れていて、
その中で暮らしているから、時間がたつとどれかのスイッチが入るのだろうと考えています。
だから、ガンになる可能性のあるものは極力排除したい、という考えです。
(だからタバコも絶対吸いません。笑)
精神的なものは、あまり信じていませんので(笑)
ジャパリパークで本能を開放しながらも決して争わないフレンズ達や
(パーク内にB-2の残骸があったので核攻撃後の可能性も捨てきれません。)
絶滅危惧種だった野生動物が再びその数を増やしたチェルノブイリ周辺を見るに。
彼等にとっての一番の天敵は放射能ではなく人間であった事は何とも皮肉です。
全生命に『総意』があったとしたら我々はのけものにされてしまうかもしれません…
…な~んて寄生獣の広川みたいに中二病をこじらせるのもバカらしいですがwww
一般的な甲状腺癌の治療に用いられるヨウ素131の投与量が1110(MBq)=111000万Bqだそうです。全身に転移しても甲状腺癌の細胞はヨウ素131を選択的に取り込むので癌細胞は放射線で死滅します。
ヨウ素131とプルトニウムでは生物的半減期がヨウ素の方が短いので可能な治療とも言えますが、いずれにしても36万と111000万ではケタが大きく異なります。
もちろん、こんな量のヨウ素131を投与された患者は歩く放射線発生源ですから、投与直後は患者から1m離れた所で72µSv/hの線量になる様です。
今回のプルトニウムの被爆量が大きいのか、小さいのか・・・いずれにしても人は「治療の為の被爆」には寛容ですが、「望まぬ被爆」には神経質です。
まあ、メディアの伝え方にも問題はあるのでしょうが・・・。
アニメ記事を書こう書こうと思いつつも、今期は見るだけで精一杯って感じ。久しぶりにベストテンを付けてみますね、シーズンが終了したら。
実は漫画も買っただけで積み上げてあったり・・・昔は家に帰る前に電車の中で読んでしまったのに・・・歳を取ったのでしょうか?
規格を超えているので、大きいと判断せざるをえないでしょう。
では、その規格値が妥当かどうか?
おそらく、その検証は不可能でしょうね。
(誰も大金をかけて、そんなことをやりたがらない)
>「治療の為の被爆」には寛容ですが、「望まぬ被爆」には神経質
普通はそうです(笑)
私もガンにかかってしまったら、
「この治療を行うと、20年後ガンになる確率が5%アップします」
と言われても、だからなに? としか言いようがありません(笑)
しかし、なにもない状態で
「これを飲むと、20年後ガンになる確率が5%アップする」
と言われたら、それはイヤだと言うでしょう(笑)
実はガン検診で早期に見つかり、さらに悪性と評価される癌細胞の7割が実は悪性では無いとの研究も在る様です。
現在の医学では「悪性の顔をした腫瘍」が本当に「悪性」なのか、それとも「悪性の顔をしただけの良性」なのかは判断が着かず、取り合えず切除し、抗がん剤を投与したり、放射線治療を行っています。
当然、抗がん剤こそが癌の元ですし、放射線治療も将来的な癌の発生確率を高めますから、欧米では癌の治療の主流は免疫治療に移ってきているそうです。
日本の医療は周回遅れで癌の治療を称して、患者のライフクオリティーを著しく損ない、さらには将来的なガン患者を増やしているだけとも言えます。
私はガンが怖いので・・・ガン検診は受けないように心がけています。だって、「癌です」なんて言われようものなら、免疫が低下して本当に癌になってしまうかも知れないから・・・。
話がそれてしまいました・・・。