止めたー！ まさかの？チェン君快投＆残された勝ちパターン継投で，かろうじて連敗脱出！！

いやー，しんどかったけど，チェン君の笑顔に救われた思いやね（笑）

ロッテ３－２中日





泥沼５連敗で，果たして脱出のきっかけはあるのか？と臨んだ一戦は，１か月ぶりの先発となったチェンくんが想像以上の快投。思い切って投げ込むストレートが冴え渡り，急造センター奨吾に足を引っ張られながらも，なんと６回０／３をわずか５安打１失点のナイスピッチング。これに打線もかろうじて応え，初回，今日もゴリゲ？未遂で１点を先制すると，６回には，まずい守備を見せた奨吾が，ワンナウトから，これで４試合連続マルチヒットとなる３ベースヒットでチャンスを作ると，カッキーの二ゴロで好走塁を見せて野選を誘い，勝ち越し。さらにゴリヒット後，クルーズ君の犠飛で２点をリード。これを受けたチェン君は，７回，立て続けにヒットを許し，無死１，２塁のピンチを残したまま，大谷くんにスイッチ。ここでピンチバンター堂上君のバントに対し，この回の守備から入っていたブルーマッツが猛然とチャージをかけると，三塁封殺。大きなプレーで流れを断つと，これで気を良くした大谷くんは，良い当たりもセカンドライナーでゲッツーを取り，ピンチ脱出。ただ，これですんなり終わる訳もなく，イニングまたぎの８回も二死満塁の大ピンチを作るも，なんとか得点を許さず。そして，最終回，満を持して中６日で登場の西野くんは，今日も劇場，先頭和田君に２０００本まであと２本となるヒットを許すと，ここから連続三振を取るも，藤井くんにヒットを許し，再び不穏な雰囲気。ここから牽制悪送球（＆ブルーマッツのアレな守備）で３塁ランナーを返すと，１点差，２死１塁で，迎えるバッターは１番大島。ネクストにガッツが控えるプレッシャーのかかる場面で，西野くんは，なんとか６球目のフォークで３三振目となる空振り三振を奪いゲームセット。長い連敗脱出を，チェン君の来日初勝利で飾り，永遠に続くかと思われた連敗を５で止める結果と相成りました。


いやー，しかし，投げるまではほとんど期待していなかったが（すまん），チェン君，本当に大仕事をやってくれました。とにかくピンチを楽しむかのように，笑みすら漏らしながら，グイグイ攻めていく姿は見ていて清々しいものでした。やっぱり本人も，野球をやれていること，それも１軍でやれていることが本当に嬉しいんだろうなあ。

その嬉しさそのままに，お立ち台ではすっかりダジャレ外国人の仲間入りを果たしましたが，スペイン語スピーカーたちと違い，通訳もなしできちんと受け答えする，その姿も素晴らしいの一言。一夜にして，多くのファンの心をつかんだであろうチェン君のこれからの活躍にも期待したいところですね。

一方で，その裏で見逃せないのは，吉田くんの安定したキャッチング。正直，チェン君沈没のきっかけとなった試合でのポロポロぶりはひどく，その後もスタメンに出ると勝てないというツカンポな状況も見せていましたが，最近では，すっかりとキャッチングにも安定感が出てきて，ずいぶんと落ち着いて見られる働きぶりとなってきました。ファンは見えるとこしか，どうしても言いませんが，きっと試合に出ない時も，色々と練習をして，研鑽を積んでいるんでしょうなあ。

個人的にはタムタム推しではありますが（笑），やはり吉田くんも十分に魅力を備えたキャッチャーですし，何よりまだ若い２人には，競争が，成長を促す最も大きな材料。１か月前には足を引っ張ったピッチャーを，今日はきちんと支えて押し上げたことを自信にして，次の機会に備えてほしいところですね。

そうそう，ショーゴは，今日も守備ではアレなところを見せてしまいましたが，ルーキーにして，このバッティングはやはり魅力的ですね。彼が入ることで２番の穴が埋まり，打線がはっきりとした形になってきました。

まあ，レベルの高い激しい外野争いと言われていたのが，一転，（元々経験者とはいえ）内野手を起用，それもセンターで使っている現状はどうかと思いますが，正直，現状のバッティングでは，岡田君よりもだいぶ期待感が持てるのもまた事実。とりあえず奨吾には，少しでもマリンに慣れてもらうとともに，守備の弱さを補うような輝きをこれからも期待したいところですね。

さてさて，毎度毎度，現金なもんですが，１勝すれば大概のことが許せてしまうから，こんなチーム応援しているんだろうなあ（達観）　まあ，苦しんだ先には，なにか良いことがある，かもしれませんので，明日は厳しいマッチアップではありますが，植松くんには，前回のがフロックでなかったと示すようなピッチングを，そして，打線には，今度こそしっかりとした援護をお願いしたいところですね。

それではおやすみなさい


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