堂ヶ島にて
伊豆松崎は入江長八の出身地です。
西洋のフレスコ画に負けないほど
日本の漆喰・鏝絵(こてえ)を芸術の域に高めました。
宿の主人から入江長八の事、土蔵の説明を
聞く。
このエリアは西からの風(偏西風)が強く何度も
大火にあい大変な経験を何度もしている
普通土蔵は大切な物などを入れて置きますが
ここ松崎では、土蔵の二階は1番大切な「人」の住居となりました。
土蔵の居間は天井が低めで古民家と何ら変わらず、壁には漆喰の幾何学模様や床の間には漆喰の絵、天井の電灯を下げる部分には虎の紋様。
なまこ壁通り
伊豆の長八美術館にて
「春暁の図」(旧岩科村役場奥六畳間の地付き壁を切り取ったもの)明治8年
清少納言の随筆「枕草子」に出てくる「春はあけぼの・・・」を画題としている。
「貴人寝所の図」は「春暁の図」と対をなす作品。
長八記念館にて
八方睨みの龍
飛天の像
鏝絵は佐官職人が使う鏝(こて)を使うことから来ています。
こてで漆喰を盛り上げるので絵は立体感が
あります。
蔵とか土蔵に漆喰の絵があったら
長八さんの作品かも、、、。