山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

やはり難あり

2009-02-14 20:06:22 | 日記
アパート探しはもう暗礁に乗り上げました・・・

先日の絶好の物件とも思えたアパートですが、気になることが発覚し、その解決策もなく、やはり申し込み断念となってしまいました。

難は何かというと、
今度の物件は道路際ではなく、敷地延長のある土地建物だったわけですが、公道から2メートル幅くらいの車の入らない狭い道が数メートル続いたところに、その土地があって、そこに大家さん世帯のお宅と、建物続きになっている奥の一角がアパートになっているものでした。
つまり、道路際の家と家の間にある狭い通路を通って入って行き、さらに大家さんのスペース部分も通りぬけて奥まで入って、そこから階段を上がって2階の自分の部屋に到着するということになります。

となると、夜間の場合、公道には街灯があるものの、周囲がすべて住宅に囲まれているこの物件は、その光が届かないのです。そして、私設の外灯もありません。
道路際のお宅が起きていて窓から明かりがこぼれている時間帯はいいですが、遅くなってそれらのお宅が消灯してしまい、また、大家さんのお宅も玄関の電気を消して寝てしまい、さらにその裏側のお宅も電気を消して寝てしまって、どの家の窓からも明かりが出ていないような場合、公道を入ったところからアパートの自分の部屋の入り口までが真っ暗に近いわけなのです。

うちの娘の場合、仕事が終わって帰宅するのが深夜になるのが普通で、そのころの時間帯に家の入り口付近まで行って様子を見たところ、そういう状況だったそうです。
となると、懐中電灯かなんかを持参しないと、自分の部屋まで行き着けないような状況になります。

普通のアパートだと、共有部分の通路などは、夜中電気がついているはずです。しかし、このように一戸建てにおまけのようについているアパートの場合は、通路や階段に電気が点いていません。もし外に電灯があったとしても(実際無いようですが)、自動的に点くのではなく、居住者本人が家の中でスイッチを入れると点くというようなものです。となると、朝出かけるときから電気をつけて出かけないと夜帰ってきたときに点いていないということになるでしょう。
これが、道路際にあるのなら、道路の街灯の明かりでなんとか大丈夫といえます。
その点、この物件は敷延のため、特殊な状況といえます。
たったひとりのために毎晩大家さんのお宅の玄関の外電気をつけっぱなしにしてもらうなんてことも要求できませんし・・・。しかも、そこに住んでいるのは大家さんそのものではなく、大家さんの親戚とかいうことです。

その建物や近隣の人はかなり早く寝てしまうようです。木造住宅なので音も響きそうですから、毎晩音を立てないように帰ってきて、それからお風呂に入ったりドライヤーをかけたり洗濯をしたりなどは、なかなかできそうもありません。

また、そのあたりは、テレビ電波の受信障害地域で、普通はケーブルテレビの線が来ているらしいですが、そのアパートにはケーブルが来ていません。
現在、屋根の上のアンテナで共同受信しているらしく、まだデジタル対応にはなっていません。デジタル化されるまでには対応するとのことですが、できればケーブルテレビが入っていれば、見たいものが見られるし、インターネットなどもできるので、望ましいです。

この近辺の一般的な集合住宅では、ケーブルテレビやインターネットの使用が可能になっているところが普通ですが、どうもこのような個人の経営するアパートで戸数も少ない場合、そういう設備が遅れている傾向にあるようです。
設備を整えて家賃を上げるより、何も設備がなくて家賃が安いという感じです。
この物件は郵便受けが個別にあったのでまだいいですが、別の物件では、○○方などとなっていて、大家さんの郵便受けに一緒に入れるようなところもありました。郵便受けを設置するくらい大した手間もかからないし費用もかからないと思うのですが・・・。
住宅の名前も、○○方とか○○荘とかいうのはやめてもらいたいものです。

こういうのは、大家さんが古い世代の人なのかもしれませんね。

アパート探しもうすぐゴールか

2009-02-12 20:55:24 | 日記
バラの花のテンプレートにしたら、ちょっといいことがあったかな。

以前、キャンセルしてしまった最初の不動産屋さんに、別の地域の物件を依頼しておいたら、ちょうどうちで希望している条件にぴったりの物件が出たと教えてくれました。
その営業マンさんに、以前紹介した物件に住んでいた借主さんが、今度引っ越すということで連絡してきたのだそうです。だから、その営業マンさんは、その人が入居したときから、そのアパートの大家さんとも懇意にしているらしいです。
それで、空室情報を第一に知っていたその営業マンさんが、大家さんに次の借主に心当たりがある旨を伝え、ネットに流す前に、まずうちに連絡してきてくれたのでした。

まだ、今住んでいる人が退居していないので、中は見れませんが、間取り図と現地の外観から想像して、かなりよさそうな感じです。しかも、家賃が安いのです。
家賃が安いのは、どの駅からも遠いのと、築年数が経っていて、昭和のものだからだと思うのですが、見た感じそれほど古い家には見えないし、設備も希望通りでした。

南と東の角部屋2階、日当たり良しというのは、前回のくもりガラスの物件と同じですが、
もちろん今度はくもりガラスではないし、ベランダ付きであり、そして、窓が道路沿いではないので、道行く人から丸見えにはなりません。
だから、洗濯物や布団などを干しても、あまり人目に触れないし、しかも南側にある家との間隔が広いので日当たりも良好です。
これは掘り出しものではないでしょうか。

大家さんの家がくっついているのが、ちょっと気を遣うかなとは思いますが、逆に安心でもあります。

今住んでいる人が引越した後、家の中を見せてもらって本格的契約となる運びです。

こんどこそ、ここに落ち着きますように・・・。


気分転換

2009-02-11 00:42:23 | 日記

椿のテンプレートから、オールドローズのテンプレートに変えてみました。
私の精神構造には、およそ似つかわしくないデザインなのですが、
そのギャップがいいかもしれません。

明日は休みです。
最近泥沼のようにとらわれていることから開放されて
何か楽しいことをしましょう。

停滞

2009-02-10 01:13:49 | 日記
運気、下がりっぱなしです。

その上、記事を書いていたら、ふとした拍子に全部消えてしまいました。

仕事の問題についてのものだったので、消えてしまってかえってよかったかもしれません。

明日1日頑張れば休みです。
なんとか頑張ろう。

「頑張らないコリドラス」ですが、頑張らないと生きていけないんで、
仕方なくがんばります。

まるでバーゲンセールの取り合い

2009-02-08 16:10:51 | 日記
賃貸アパートの情報がネット上に載ると、その物件めがけて借りたい人の内見が殺到し、そして一早く契約をする
という、まるで、デパートのバーゲンセールの取り合いのような状況になっています。

このような状況では、冷静に物件を検討するような精神状況ではいられません。
家に帰って一晩考える暇もありません。

これは、絶対に異常です。

こんなことなら、早い者勝ちではなく、期間を設けて、申込者全員を対象に、抽選で選ぶとか、大家さんがよさそうな借主を選択するとかしてもらいたいものだと思ったりします。

また、区営の駐輪場の申し込み者が順番待ちをしているように、たとえば○○ハイツに住みたい人が申し込んでおくと、部屋が空き次第不動産屋さんが連絡してくれる、などという風にはできないのでしょうか。

現在の居住者がまだ住んでいて、中も見ないままで契約を決めないといけないなんて、まるで正月の福袋の取り合いのようです。

なんで曇りガラスなんだ・・・

2009-02-08 15:47:28 | 日記
契約を決めようと思ったDの物件は、2階、南と東の角部屋、バス・トイレ別、室内洗濯機、駅近、周辺環境良好ということで、すべての条件をクリアしているかに思えました。

ところが、ひとつだけ後になって気がついたことがあります。
窓がすべて曇りガラスだったのです。

そのことに気がついたのは、部屋のカラー写真入資料を改めて見たときでした。開いた窓の向こう側にきれいな景観が広がっているのですが、ガラスのある部分には外の景色が映っていません。
あれっ、と思い、記憶をたどってみました。

まず、家の前に不動産屋さんが車をつけると、ちょっとお待ちくださいと言って、2階に上がって行きました。
あれっ、なんで車の中で待っているのかな、と思ったら、部屋の窓をあけているようでした。ああ、きっと締め切った部屋にいきなり入れないようにちゃんと準備してから案内するってことか、ずいぶん気を遣っているな、と思いました。
そして、不動産屋さんが戻ってきて、どうぞといわれてから、私たちは部屋に入っていきました。
すると、南側の開いた窓の向こうに、とてもきれいな景色が広がっていました。

わあ、きれいですね、いい環境ですね、とまず感動した後に、部屋の設備などを点検し、日当たりもよく風通しもよく、周囲も静かで完璧だという印象を持ち、その家の内見を終了したのでした。

あっ!!!あの、景色は窓が最初から開いていたから見えたんだ
と気がつきました。
そういえば、東側の小さいほうの窓から何が見えるかと開けてみると、そこにもきれいな景色が広がっていて、感動したのを思いだしました。
そうです。つまり、東側の窓も開けなければ、外が見えなかったのです。

ということは、窓を開けないと、外の景色は全く見えない。たとえば、雨が降っているかどうかも見えないということでしょう。

ええ~~~っ?
なんで、雲りガラスなんだ!!!

部屋の窓を曇りガラスにする場合というのは、住宅の密集地などで、隣の家同士が丸見えになったりする場合にすることが多いようです。
しかし、そこは逆なのです。公園のような景色が開けているわけです。
まあ、そこにいる人がその部屋を見上げるということはあるかもしれません。しかし、部屋の中を覗き込まれるというような状況ではありません。
それとも、部屋から外を見るなってことでしょうか。

ネットで調べてみると、女性の一人暮らしなどの場合、夜、部屋の電気をつけると、レースのカーテンをしていても、中の様子が見えたりするそうです。なので、最初から曇りガラスにしている場合もあるようです。曇りガラスは直射日光が当たらず、ゆるやかな光が当たるので落ち着くという長所もあるようです。

しかし、外が見えないってのは、どういう状態でしょうか。
せっかくのいい景色も、窓を開けなければ見えないというのはどういうものでしょうか。

私が勤めている会社もそうなのですが、会社は曇りガラスではありませんが、窓のすべてをブラインドで覆っている状況です。確かに、日光の当たるところは暑いし、外から覗かれるということもあるし、窓の外が見えないほうが仕事に集中できるかもしれません。
でも、密閉感があることは確かで、時々、トイレの窓から外を覗いたりしています。
それが、毎日の生活の部屋だったらどうでしょうか。しかも、会社なんかよりずっと狭い空間です。

家の中にいるとき、そんなに始終外を見てはいないかもしれません。
でも、窓って、だいたい低いところは曇っていても、高いほうは透明の場合が多いのではないでしょうか。
そして、いくら昼間勤めていて、夜くらいしか家にいないと言っても、休日や朝などはやはり外を見ていると思うのです。

立地条件や部屋の条件などすべてクリアしている物件でありながら、
「全面曇りガラス」という大きなネックに驚きました。

ところで、その後でもうひとつの部屋Cを日が暮れてから内見したとき、そのときも不動産屋さんは、私たちを外階段の下で待たせてから、まず部屋の電気をつけ窓をあけて準備してから、上がってくるようにと呼びました。

今までの不動産屋さんは、どの人も、一緒に上って行って、その場で鍵を開けて中に入るというやり方だったので、この人はずいぶん丁寧だし、時間がかかるとも思えたやり方でした。

しかし、それはどうなんだろうか。
曇りガラス物件Dのカモフラージュではないだろうか、とも思えてしまうのでした。

物件Dはその後の調査の結果、12月ころ同じ部屋の空室情報が出ていたようです。そのときの金額は7万2千円だったようです。どうして、2千円下げたのでしょうか。
なぜ、絶好の条件なのに部屋が空いているのでしょうか。今回は情報が出たばかりですが、すでに部屋はきれいになって、即入居可能状態でした。

Dの大家さんは、即刻、曇りガラスを透明ガラスに変えるべきでしょう。
透明ガラスはシートを貼れば曇りガラス風にすることもできますが、最初から曇りガラスではどうにもなりません。




また振り出し

2009-02-08 14:49:37 | 日記
昨日は、放送大学の面接授業のはずでしたが、娘のアパート探しにでかけました。
前日に娘が、よさそうなアパート物件をネットでみつけたからです。
本当は、月曜日から試験があるということで、今週はアパート探しは休止しようと思っており、声をかけてあった近隣の不動産屋さんにも、探すのは来週以降と伝えてありました。
なので、近隣ではなく、ネットの情報元の、ちょっと離れた大きな駅の不動産会社に行きました。
まず、ネットで見つけたA(7万円)・B(6万4千円)、2件の物件について聞いてみると、前日初めて掲載された新情報にもかかわらず、Aは既に契約申し込みが決まったあとでした。
そして、Bはまだ入居中なので、内見はできないとのことです。
それで、Bの外だけでも見せてもらうことにし、そのほかにも良さそうな物件を探してもらいました。
不動産会社の人がいろいろな他の不動産屋などと連絡をとり、数件の物件を取り寄せてくれ、その中から6万9千円のよさそうな物件Cをみつけました。
それらを見にでかけようとした間際に、もう1件、7万円のお薦め物件Dがあったとのことでした。

Dは南向き角部屋のとてもいい環境の部屋で、しかも、主要駅に近いので、普通なら7万2~3千円はしそうな物件でした。これは人気がありそうなので、早めに見たほうがいいという不動産屋さんの判断で、最初にそれを見に行きました。
部屋に入ると非常に窓からの景観がよく、日当たりも良好で良さそうでした。ちょっとお風呂が狭いですが、トイレと別々になっているし、洗濯機も室内です。立地条件から考えても絶対にいい物件だと思いました。
申し分ないという感触を持ちつつ、次の物件へという気もちのところ、不動産屋さんの携帯に電話がかかってきました。物件Dの鍵を即刻返すようにとの元の不動産会社からの連絡です。別の業者の他のお客さんが内見するらしいです。

ということは、ぐずぐすしていると、あとで内見した人が即決で契約をしてしまうかもしれません。先に内見したんだから、取られたらたまったもんじゃないという思いにかられ、非常にいい物件だと思ったので、娘と相談しDに申し込みを入れようということになりました。
不動産屋さんは、申し込みを入れるという話を本元の不動産屋さんに伝えつつ、鍵を返却してきたようです。

そのまま、後の2つの物件は見ずに不動産会社に戻ると、申込書などを書きました。
そこに来て、娘が急に、他の物件はどうだったのかと心残りのような態度を見せ始めました。不動産屋さんがその様子を悟ったのか、一応ほかの2物件も見ておきますか、と言ってくれたので、見せてもらうことにしました。

外はもう暗くなり、周囲の環境などはわからない状況になっていました。
家でネットで探してあった物件Bは外見だけしか見られず、通行経路や場所もよく確認できませんでした。もう一件のCは、部屋の中も見ることができましたが、高級感はあるものの、オール電化で、リゾート地のホテルのようで、実生活には向かないようなつくりでした。
結局、最初に見た物件Dが一番良いという見解は変わらず、契約を進めていいですね、という不動産屋さんの確認にOKを出しました。

そして、帰宅の途についたわけですが、また急に娘の態度がおかしくなってきました。
あの家ではいやだというのです。自分がそこに住むというイメージが湧かないし、親は高くても駅に近いほうがいいと言うが、自分は駅から遠くて安い物件がいいのだとのことです。家のデザインや雰囲気も気に入らなかったようです。
さらに、最初は親が家賃をいくらか負担するということで、7万円という金額を設定していたのですが、2~3年後に自分がその家賃を出し続けることができそうもないということもあり、家賃が高すぎるのだそうです。
2~3年後に家賃の安い部屋に移るという方法もありますが、いい部屋から悪い部屋に移るというのは、なかなかできないことでしょう。
便利な場所から不便な場所に動くなら、最初から便利な思いをしないほうがいいとも言えます。

そうは言っても、あれはなかなかいい物件だったし、もう申し込んだんだし、いつまでも探し続けていては、引越す家が永遠に決まらないので、もうDの物件にしろと言いました。
しかし、帰宅後も娘はいやだと言い張り、結局、親がいいと思って無理やり契約したところで、住む本人がいやだいやだと思っているなら、どうにもなりません。
そんなのは、親が決めた結婚相手と無理やり結婚させられた娘が、結局離婚したり精神的におかしくなったりするのと同じ状況になるでしょう。

そんなにいやなら、もう断るしかないということで、断ってしまいました。
いろいろと案内してくれた不動産屋さんには本当に申し訳ないです。(続く)


eco検定合格証

2009-02-06 20:39:43 | 日記
環境社会検定試験(eco検定)合格証が一昨日届きました。
自己採点の結果、合格しているだろうとは思っていましたが、すでに記憶が薄れたころの結果通知です。

以前の自己採点では79点だと思っていたのですが、実際には82点でした。

受験者数  24171人
実受験者数 22018人
合格者数  14267人
合格率    64・8%

それほど難しい内容ではないようですが、それでも10人中3~4人が不合格になる計算です。合格者になれてよかったです。

それで、私は「エコピープル」というものに認定されたわけです。

エコピープルの行動指針

1 環境に関心を持つ
2 健康に気を配り、毎日の生活を丁寧に暮らす
3 多様な“いのち”を慈しむ
4 自然の豊かさを楽しみ、自然から学ぶ
5 地域コミュニティーをともに創りあげていく
6 それぞれの人や組織を認め、連携し協働する
7 限りある資源を大切にする

せっかくエコピープルになったので、内容を忘れずに、日々心がけたいと思います。


脱出

2009-02-05 23:08:57 | 日記
昨日だったか、北海道のほうで、一頭の野生の鹿が、氷の割れ目から水の中に落ちてもがいているという映像が放送された。放送されたのが昨日ならば、それが起こったのは一昨日のことなのかもしれない。氷がいつもの年よりも薄いのだそうだ。それで、その上を歩いていたところ、割れてしまったらしい。
鹿はなんとかして、水の中から氷の上に登ろうとするが、なかなか思うようにならない。
もがいているうちの、周囲にカラスまで集まってきて、水面に出た鹿の顔を突っついたりし始めた。もし、鹿が弱って死ぬようなことがあれば、食べようという魂胆なのかもしれない。
これを撮影する人は、鹿を心配しながらも、手を差し伸べることもできずに、ただカメラをまわしつつ見守るばかりだったようだ。
その後、どれだけたったか、鹿は動かなくなった。そしてしばらくそのままだったらしい。
そのままでは、氷水のなかで凍えて死んでしまうに違いない。
もうだめなのか、と思っていたその後、ある瞬間、鹿が再び動き始めた。
不思議なことに、映像を見た限りでは、動かなくなった鹿をカラスたちは攻撃し続けてはいなかったようである。
そして、動き始めた鹿は、今度は程なく、いとも簡単に、水の中から氷上によじ登り、そして元気に歩いていった。
長時間冷たい水の中にいたので、衰弱していないはずはないとのことだが、それでも力強く歩いていく姿は、それほど心配しなくてもよさそうな様子だった。
野生の動物は寒さには強いのだろう。

それにしても、一度目にはぜんぜん脱出できなかったものが、しばらくしてからやり直したら簡単にできたというのは、1つの教訓だ。
その鹿自身の能力や体力は何ら変わっていないのに、できるときとできないときがある。
あせってもがけばできない。しかし、しばらく休憩し、落ち着いてあわてずにやり直せば間単に成功する。

テレビでその映像が放映されたのは、単に「鹿さんよかったね」というだけではなく、鹿が人間に生き方を教えてくれたからだろう。

ある同年齢の人

2009-02-04 00:30:53 | 日記
昨年の春ころだったかな、自分と同じ歳の人のブログが読んでみたいと思って、
年齢を入れて検索したところ、ある人のブログが出てきた。
そのひとは、私と2日しか誕生日が変わらず、血液型も同じだった。
ちょうどブログを始めたばかりのところだった。

その人は大変な病気が発覚したばかりだった。
それは、進行癌だとのことだった。
ブログを始めたのは、それがきっかけでもあったようだ。

そのひとは、手術を迷われていたようだったが、手術を受け、一旦は回復したようだった。

でも、もともと完治するのは難しいことだと、本人もわかっていたのではないだろうか。

ブログには、生きていることのすばらしさが書かれていた。
この世の中はすばらしいものがいっぱいだ、いい人たちと出会い、いいものを見て、いい体験をするために、生きよう、というようなことが書かれていた。

そういうことを実感するのは、自分が病気になって、来年の桜を見ることができないかもしれないと覚悟するような状況におかれたからだともいえるだろう。

なぜ、私がいまこんなことを書いているかというと、
その人のブログは、昨年の10月を最後に更新されなくなってしまったのである。

今は、癌治療の技術も進んでいる。治る可能性も高いし、癌と共存しながら延命だってできるはずだ。
だから、今も闘病されていて、また元気にブログを更新してくれるかもしれない。

しかし、ブログの内容を読み返すと、やはり最初から覚悟していたんだと思わないではいられないような文面である。
手術を迷われていたのも、手術しても難しいというような説明がお医者さんからなされていたのかもしれなかった。

ただ、ブログは本当に明るく、人生のすばらしさと喜びだけが書かれていたのである。

そのブログを読んでいた人はどのくらいいたのかわからない。
少なくとも、コメントを書く人はほとんどいなかった。

私は数回コメントを書いたが、本当はもっとコメントを書こうかと思うことがありつつも思いとどまっていた。また、自分のブログがあることは伝えなかった。

それは、どこかに、明日の命が知れない人に深入りしたくないというような思いがあったからだとも言える。
そういうとなんか変な言い方だが、その人と親しくなってしまったら、別れが悲しすぎるだろうと思ったのだった。

きっと、他の人からもコメントがなかったのはそういう理由なのかもしれなかった。
また、健康人にとっては、あまりにも背負うものが違いすぎたからかもしれない。

この人は本当に今どうしているかわからない。
病床で闘病しているのかもしれないし、
もう、ブログを再開することはできない状況になってしまったのかもしれない。

ただ、その人が残したメッセージは、
そのブログを読んだものとして、
心に留めて、その人の分まで生きていかなくちゃいけないと思う。

アパート争奪戦

2009-02-02 23:58:24 | 日記

あせることはないと思いながらも、
どうしてもあせってしまう。

情報が出た翌日にすでに契約が入っているようなことが多々ある。
6万円台で南向き2階バストイレ別なんて物件があったと思うとだいたいそうだ。
4月にならなきゃ入居できないような部屋でさえすでに予約済みだ。

ここはちょっと狭いとか
駅から遠いとか
洗濯機が玄関脇だとか
そういう理由でやめた物件もみんなすでに誰かが契約を決めてしまった。
今から考えると、まよってやめた物件のほうが
今出ている物件よりも安くて良かったような気がする。

これから新しい物件がでてくるかなあ

どんどん不安になる。

娘の国家試験は今日実技が終わったが、ちょっと失敗ぎみだったらしい。
試験前にアパート探しばかりさせていたからいけないのだろうか。
あとは、筆記試験が1か月後くらいにあるらしいが、
娘にとっては筆記より実技が苦手のようだ。

それにしても、ここでアパートが決まらないと、
さらに筆記試験の準備にも悪影響がでてくる。

そもそも、最初に決めようと思ったアパートをキャンセルしていなければ、もう鍵をもらっていたはずだった。
さらに、もうひとつの不動産屋さんで探してもらった中で一番よかったアパートも、その時に契約していれば2月の半ばには入居できたはずだった。

もうどうなることやらだ。

決断力がないのがいけないのかな。
なんだか、本当に運気が下がっているような気がする。
私も娘も1月生まれで誕生日が近いのだ。

とにかく、アパートがみつからないと、何もかもが落ち着かない気分だ。

アパートっていうのは、出て行く人と入ってくる人とどっちが多いんだろう。
たとえば、地方から出てくる大学生というのは
毎年、少子化の傾向にあるわけだから、減っているはずである。
そうしたら、アパートはあまるはずじゃないか。
それとも、東京の人口ってのは、やっぱり毎年増えていくのだろうか。
Uターンする人が少なくて、結婚する人も少ないのなら、
1人用のアパートに住み続ける人が増えてしまうわけだろうか。

今、住み替える人の場合、入居先を決めてから退居することを決めるわけだから、
そこで一時的に1人の人が2つの家を所有しているということもあるだろう。
だから、物件が不足気味になっているのかもしれない。

地方から出てきた人だって、あふれることなく入居するのだ。
でも、いい物件ではないかもしれない。

今日なんか、北西向きの家がすでに契約済みというのを聞いてびっくりしてしまった。
私には、そんな家考えられないのだけど、駅から徒歩10分で6万円台となると、結局そういう物件になってしまうのであり、一般的にも、そういう物件が悪い物件という感覚もないのかもしれない。むしろ、主要駅まで歩いていけるということで絶好物件と思う人もいるのかもである。

いろいろ探せば探すほど、情報ばかりが増えて、わけがわからなくなってくるのだった。




ああ、楽だ

2009-02-01 09:56:13 | 日記
仕事もしない、勉強もしない。家事はあとでやろう。

先週まで、休日を家捜しに使っていたので、なんだか疲れてしまった。
平日も仕事帰りに不動産屋に寄ったり、急遽夜に家を内見したりしていた。
夕飯のあと、自転車で現地まで行ってみて周辺環境を見たりした物件もある。
そこで、地図上四角い枠で南向きに建っている建物のベランダが、すべて北向きのことを発見したりして、週末の内見予定を取りやめたりしたものもあった。
現地も見ずに南向きだと言って紹介する不動産屋もどうなんだろう。

今週の土日は休憩だ。子どもの国家試験があるので、家探しは中断している。
探したところで、本人が見学に行けない。
娘は娘で、家捜しにかまけていて、精神的に試験体制がおろそかになってしまいがちであり、学校での模擬試験の結果が悪かったりして、かなりのストレスとなっているようである。
本当は、国家試験前に引越し先を決めておきたかったのだ。
国家試験がすべて終わるのは3月のようなので、その間にもう少し動くことになると思うが、私は私で放送大学の面接授業がある。
これはうっかりしていた。昨年も長女の引越しのために受講を無駄にしてしまった。
今年は、そんなことはないはずだったのだが、ちょうど物件の出る絶好機に当たってしまい、その土日に動けないのはつらい。またうっかり公営住宅の掃除の日に面接授業をいれてしまったのも失敗だ。今や8軒中3軒しか掃除に出られる人がいないので、私が出ないと2人になってしまう。冬は草がないとはいえ、2人では大変だ。だが、なんとか面接授業には出たいものだ。

娘にとって、一旦、決めかけた家をキャンセルしたことは、打撃が大きかった。
なかなか決まらないのも困るが、一旦はここに住むのだと心に決めたものが没になると、がっくりしてしまう。だからといって、不安要因がある家の契約はできない。
だから、即決は避けたい。不動産屋は見学を終えるとすぐに結論を迫る。決断が遅いと他の人に契約を取られてしまうというおそれがあるが、それは仕方が無い。
少なくとも一晩は自宅に帰ってからじっくり考えて決めるのがいいだろう。

管理費を取っているのに、アパートの周囲にペットボトルや何かのシートや壊れた傘などが、ごみの山になっていたり、枯れた草の株がそのままになっていたり、自転車置き場の屋根がはがれてなくなっていたり、外階段がぼろぼろだったりするところもある。
いくら部屋の中をきれいにしたところで、そのすさみ方は異常だ。住人が若い人ばかりだからか、ゴミも拾わず草も抜かず、壊れたものを直すように依頼もしないのだろうか。
しかし、住人の入れ替わりがあれば、部屋の中のみならず、周囲の状況にも管理会社が気がつくはずである。そのような手の行き届いていないところは避けたほうがよい。

そんなことでNGばかり出しているので、永遠に決まらないのか。

まあ、そういうストレスもしばらくは忘れたいところである。

本当は、仕事もしないで、勉強もしないで、のんびりと暮らしたいなあ。
仕事に追われ、勉強に追われるのが日常となって何年も続いている。
そうしなければいけないと思いこんで生きてきたような気がする。
でも、別にそうしなくてもよかったんだ。

何にも課されないと、本当に、楽だな~。





銭ゲバ

2009-02-01 01:47:30 | 日記
先週は2時間ドラマを見てしまって銭ゲバの2回目を見なかったが、今日は1回目に続き3回目を見た。.
このドラマ、主人公が西伊豆の出身という設定だったか、どこか私の故郷に似ているのでそのへんがなんともいえない。
人の愛を信じることができず、金持ちを憎み、お金だけが重要だと考える主人公。
その姿を見ていると、そんな考えや生き方は間違いであるということはわかっていて、あまりにもひどい生き方だと思いつつも、その気持ちがわからないではない。
彼は、貧乏人は幸福にはなれないと知っているが、だからといって金持ちにあこがれているわけではなく、金持ちを憎んでいるのだから、自分自身は金持ちになって優雅に暮らすなどという人生を送ろうとはしないだろう。では、彼は何を求めて生きているのか。金持ちを憎み、また、金をほしがる貧乏人も憎む。彼の人生は復讐が目的なのだろうか。
「砂の器」のようでもあり、「愛と誠」のようでもあるような、内容のドラマである。
それにしても、人を簡単に殺しすぎる。

このドラマで、今日、印象に残ったのは、格差は昔からあり、世の中には貧乏人が必要なのだ、という主人公の主張だった。
金持ちが存在するためには、貧乏な浮かばれない人間たちの存在が必須である。
この考えは、否定はできない。

今、アパートを探しているわけだが、10~20室もあるハイツなどを経営している、一般住民である大家さんがいる。このアパートの家賃が7万円とすると、20室あったら140万円である。月に140万円の家賃が入るわけである。
確かに、建物を建てるときには、莫大な費用がかかっただろう。しかし、これが年間にすると家賃収入は1480万円。築10年だったら、それまでに1億4800万円になる。
その間、いろいろメンテナンスも必要だし、管理費もかかるし、いつも満室というわけではないだろうが、それにしても、この収入には驚く。
一方、夫が契約社員であり、妻がパートタイムで毎日フルタイムで働いても手取り10万にもならないような状況で、大学生の子供のアパート代を稼いで仕送りしているような家も多々あるわけである。その子どもも毎日大学に通いながらアルバイトをしている。

持たざるものは永遠に持たざるものなのかと思う。

うちの子供は小さいときから自分の部屋を持ったことがない。夫が4畳半の食卓の脇に寝て、私と子供2人の3人が6畳間に寝るという生活をしてきた。そのうち、狭くて生活するのも不可能なため、長女をアパートに住まわせることにした。公営住宅ではよくあるパターンで、だいたい高校を卒業し次第、上の子から順に出て行く場合が多い。
就職して高収入を得るようになると世帯の収入が収入制限を上回るという場合もあるにはあるだろうが、多くは狭くて暮らせないからである。だから、次々に離散していく。
家族全員でテーブルと椅子に座って食卓を囲むことが夢であり、敷居にまたがったりしないで、せいせい布団を敷いて寝られることが夢でもあった。
しかし、それは公営住宅に住む限り無理なのである。だからといって、老後が迫ったいまごろ民間の賃貸住宅に家族そろってお金を出し合って暮らすというのは、できたところで数年間のことであって、いったん公営住宅を手放してしまったら、今度は老後の住処に困ってしまう。
だから、子供はひとりずつアパートを借り、夫婦は公営住宅に残る形となる。
今まで、個室ももてないまま大人になってしまった子供にとって、初めての自分の部屋である。せめて、遅ればせながらも人並みの生活をさせてやりたいものである。

だから、やっぱり「銭ずら」。
必要なものはお金だ。
お金があれば、希望のにあったアパートだってすぐに見つかるはずである。

そして、お金もないのに、いい条件の家に住もうとすることが分不相応であって、まちがっていることなのかもしれない。
不動産屋も、その予算でそんな条件の家はない、と本当は言いたいのかもしれない。

せいぜい半地下だったら、2階の部屋より5000円は安い。
北向きの部屋も同様である。
やはり、貧乏人は太陽の下では暮らせないのか。

私の収入を増やしたところで、娘は自分で家賃を負担する気でいるので意味がない。
しかし、収入がほしい。7~8万の家賃も払えないような給料の自分が悔しい。
今の会社ではこれ以上勤務時間を増やす余地はなようだし、待遇もかわらない。
つまり収入の増加は望めないので、収入を増やすためには、夜や休日に別の仕事をするしかない。
スキルアップをして時給の高い仕事につくということも容易ではない状況では、
別種の仕事を追加し、単に長い時間働いて、細かい収入を加算するしか、収入を増やす方法はない。

下の子が1人暮らしを始めたら、さらに家事などをする必要がなくなるし、生きがいなんて単純労働をして小金を稼ぐことしかないかもしれない。

このごろ

2009-02-01 00:02:29 | 日記
1月の初めから娘のアパート探しを始めたのですが、なかなか思うような物件が見つからず、
すでに1ヶ月が過ぎ去ろうとしています。
最初6万5千円を上限にしていたのですが、それでは無理だということがわかってきました。それで、5千円上げて7万にして探していますが、それでもなかなかありません。
不動産屋さんの話では、5千円くらい上げても、6万円台だったら大して変わらないそうです。つまり、7万円プラス管理費3千円くらい出さないと思うような物件はないようです。

バス・トイレ別の7万くらいの物件を探していて、出たと思うと、1階の部屋ばかりです。
やはり2階に住んでいる人は、そう簡単には住み替えないのでしょう。

これから、まだ空室が出るはずですが、1ヶ月前予告なので、すでに出るものは出てきているころであり、これから退居する人の部屋だと、入居できるのは3月中旬になってしまうことになります。

あとは、数少ない例ですが、緊急に契約を取りやめた物件などが出る可能性があります。
たとえば、大学に入学する人で大学の寮を申し込んでいる人がいるらしいです。ところが、その寮に入れるかどうかはすべての学生の入学試験結果が出たあとの時期である3月にならないとわからないそうです。倍率が高いため、入れない可能性も多いので、あらかじめアパートを契約しておく人がいるようです。大学の寮に入れることに決まった場合、寮の金額は安いので、アパートに敷金・礼金を払い、2月・3月分の家賃を払った分が無駄になったとしても、その後の4年間を考えれば、アパートのほうを捨てて寮に入ったほうが経済的ということなのでしょう。その寮の結果が出てからアパートを探したのでは遅すぎるということで、とりあえず、良さそうなアパートを確保してあるということです。この場合、部屋は全然使っていないので、敷金は全部帰ってくるはずです。
このようなわけで、入居するはずのそのアパートが急に空室になることがあり、その場合は、あらためて掃除やリフォームをする必要もなく、すぐに次の人が入れることになります。

転勤しないと思って引っ越したところが、急に遠くに転勤になる会社員などもいるかもしれません。

しかし、このような例は非常に少ないので、あまり期待はできません。
ぼやぼやしているうちにどんどん他人は物件をみつけて契約を決めていくので、なんだかしだいにあせってきます。

このごろは、ネットでいろんなものを検索して物件探しをしています。良さそうなものがあると、担当の不動産会社に連絡し、問い合わせたりしています。
また、近隣の地域の不動産会社を訪ねて新しく出た物件を紹介してもらったりもしています。
そんなことを繰り返して、毎日があっという間に過ぎていきます。

駅に近い物件は高いので、自転車で15分・20分と次第に遠い地域まで範囲を広げざるをえません。そうなると、まずは、夜遅くでも車の通るような幹線道路の歩道を走り、その後、幹線道路から1~2本中に入った静かな住宅街にあるような物件が望ましいようです。

幹線道路でなくても、幹線道路から幹線道路への抜け道になっているような道路は、車の通りが激しいので、そういう道路ぎわに建っているアパートは車の音がうるさいです。

主要な窓は、どっちにしても道路には面していないほうがいいです。南側窓で南側が道路の場合、日当たりはいいですが、人の目にふれやすかったり、車の音がうるさかったりします。
だから、南以外が静かな道路であり、南窓側は道路ではなく、しかし、住宅が密集したりはしておらず、日光をさえぎられないような位置にあるのが理想です。
そうすれば、家の中を覗かれることもなく、道行く人から洗濯物などが丸見えになったりはしません。

今、もう2階ならば南むきでなくともしかたがないと思っています。東でもいいかと思います。西はどうでしょうね。夏は暑いかもしれません。南東や南西だったら充分です。
また、南側に建物などがあり、日当たりが悪くなっても多少はしかたがないかなと思っています。

物事がうまく進まないのは、今、動くなってことかな、とも思います。
きっと動いちゃいけないときなんでしょう。きっといつかいいタイミングが来るでしょう。
だから、あせらないようにしようと思います。

仕事の都合や、結婚などで引越す人もいるので、1月2月だけしかチャンスはないというわけでもないでしょう。

残り物に福があってほしいですね。