山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

ジョイフル本田のガソリンスタンド

2021-09-06 21:16:18 | 車・運転・道路・駐車場2021

私が時々利用するのは、瑞穂町にあるホームセンター、ジョイフル本田の出光のガソリンスタンである。
このガソリンスタンドを使い始めたのは、あるときお米を買ったときに、ガソリンの割引券をもらったのがきっかけだった。

それ以前は、敷地内にガソリンスタンドが併設されていたのは知っていたが、普段は自宅近くの出光で出光のクレジットカードを使って給油していたので、それ以外のスタンドを使おうという意識はなかったのだった。

しかし、ガソリンの割引券をもらってからガソリンスタンドを見ると、なんとそこも出光のガソリンスタンドだったので、これはちょうど良いと思って使うようになった。

そうすると、けっこう広くて洗車機もあるし、買い物帰りに利用するととても便利なことに気づき、今では自宅近辺の出光と同じくらいの頻度で使っているような気がする。

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ところで、今日ネットで、ある記事を読んで初めて知ったのだが、ジョイフル本田のガソリンスタンドが出光の直営店になったのは、2020年4月以降のことなのだそうだ。まだ1年ちょっとしか経っていない。

確かに、私の記憶によれば、それ以前にジョイフル本田のガソリンスタンドを使おうと思わなかったのは、出光ではなかったからなのだろうと思う。そのためまるで意識外のものだったのだと思う。

記事によれば、以前はジョイフル本田が経営していたJSS(ジョイフルスピードステーション)という名前のスタンドで、値段は格安だったのだそうだ。

私が気づいたときは出光だったが、出光でなかったものが出光になったのだということにはまるで思い及ばず、私は元々出光だったのにそれに自分が気が付いていなかっただけだと、昨日までは思っていたのだった。

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以前、ジョイフル本田が経営していたガソリンスタンドは非常に安く、周囲のガソリンスタンドはお客を取られてつぶれてしまうと言われるような状況だったそうだ。

なぜ、そんなにガソリンを安く売るのかと言えば、ガソリンで儲けなくてもガソリンスタンドに人を呼ぶことによってホームセンターへの集客ができ、総合的に売り上げが上がるという方針であったそうだ。

また、実際に石油元売り会社のガソリン代よりも安く仕入れることができていたとのこと。
なぜならば、大手の元売りがたくさんの石油を精製し、自社ブランドとして自社系列のガソリンスタンドで販売するが、それでもガソリンは有り余っていたそうだ。

石油会社は、その余った分を商社に安く売り、そういうガソリンが、格安ガソリンスタンドで仕入れられ販売されていたそうだ。品質は全く大手の正規のガソリンと変わらないのだそうである。

大手元売りのガソリンスタンドで売るものを「系列玉」といい、余剰品を商社に転売するものを「業転玉」というのだそうである。

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では、なぜJSSというジョイフル本田の格安ガソリンスタンドが出光になったのか?

近年、石油の消費量は減り、以前のように大量に精製し、大量に消費する社会ではなくなってきている。

元売り石油会社は生き残りをかけて統合が行われ、2017年には、エネオス系JXホールディングスと東燃ゼネラルの統合によりJXTGホールディングスが誕生。

2019年には、出光と昭和シェルが統合。

それとコスモエネルギーホールディングスの大手3社が、現在日本の石油を仕切っている。

工場も整理し、以前のように、あり余るほどガソリンを精製しなくなったので、「業転玉」となるガソリンが無くなってきたのだそうである。

そうして、格安ガソリンがなくなれば、元売りにとっては、価格が安定するということもあり、都合がよい。

ということで、要するに元売り石油会社が余剰品を転売しなくなったから、格安ガソリンスタンドが世間から消えているということらしい。または、格安ガソリンスタンドが元売りのガソリンスタンドに置き換わっているとのこと。

ジョイフル本田以外には、コストコなども格安ガソリンスタンドを経営していたとのことだ。

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まあ、私としては、元々出光を利用していたので、格安ガソリンスタンドが無くなるということは、なんら自分には影響がなく、むしろジョイフル本田が出光になってくれてたので良かった。

今では、ジョイフル本田のアプリをスマホに入れてあり、レシートで割引券をもらわなくてもガソリン代が割引になるので、自宅近くの出光で給油するより安いから、ガソリンが減っているときはジョイフル本田で入れてくるようにしている。

 

参照した「東洋経済」の記事

 

 


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