山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

ただいまの趣味「美術鑑賞」

2007-10-14 00:48:30 | トラックバック練習・ご意見板
趣味は何ですか?と聞かれると、今まで特に何もなくて困っていたのだが、このごろ腰を入れ始めたのが「美術館めぐり」だ。
いろいろな美術館のいろいろな展覧会に行ってみたいとも思うが、もうひとつは、行きつけの美術館を作ることである。

そこで、目をつけているのは、自転車で行ける範囲では「練馬区立美術館」である。
常設展示は無料で、企画展でも比較的安い値段なので、展示が変わるたびに出かけていくことができる。

そのほかには、竹橋にある「国立近代美術館」だ。
最近知ったことに1000円で1年間何回でも入館するカードがあるとのこと。有名な画家などの企画展は別料金だが、常設展示はこれで見ることができる。所蔵品はとても多く、一回行ったくらいではとても見切れるものではない。
そして、所蔵品ギャラリーの解説プログラムというのがある。これは、作家によるトークや、学芸員によるトークがあるそうだ。先日はガイドスタッフの方の所蔵品ガイドに参加してみた。参加者は10人くらいだったが、スタッフの方の誘導のもとに、絵を眺めながら、感想や意見を言ったりして対話をしつつ絵を観察し、解説などしていただく。

自分ひとりで見ているのと違って、いろいろな年代の様々な人がどのような感じ方をするのかということもわかって面白い。私はまだまだ絵の見方なども分からず、他の人の鋭い観察力やご意見を聞いて感心するばかりだった。これは、ざっと全作品を解説してもらうというのではなく、3~4枚の絵にスポットをあてて語り合うような形だった。そして、毎日やっているというので、そのたびに違う絵を見るのかもしれない。

このようなトークやガイドは、その年間1000円のカードでいくらでも参加できるわけだから、足しげく通うことができるのだ。いいものをみつけた。
また、第一日曜日は入館無料であり、ハイライトツアーというのもやっているそうで、その日を狙って通っている人も多いそうだ。

今、美術館や博物館は、遠足型から放課後型になろうとしている。つまり、年に1回とか数年に1回訪れるところではなく、毎日のように通う身近なところになろうとしている。
そういう点で、この二つは非常に通いやすい美術館だということだ。

近代美術館は、先日20年ぶりくらいに訪れたが、大昔見て記憶に残っていた絵と再会した。それは特に好きな絵でもなかったがなつかしかった。
自宅に絵画を置くような優雅な生活はできないが、その美術館に行けばいつも気に入った絵に会えるというのはいいものだ。

美術館めぐりのほかには、美術に関するシンポジウムとか講演会なども、ネットなどでみつけて参加している。事前申し込みをするものが多いが、これはすごく興味深い情報が得られるので貴重な体験だ。

ここしばらくは、こんなことに熱中しようかと思っている。


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