山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

高校偏差値

2007-01-20 00:50:39 | 未分類過去
昔のことを思い出したついでに、ネットで母校を検索したりしていたら、全国高校偏差値なるものが出てきた。
自分の母校が今現在どのくらいの偏差値であるかは、気になるところである。
私の田舎では、東京と違って普通に通える範囲の公立高校は3校くらいしかない。
だから、300人以上いる同じ中学の生徒の大部分は、数十人ずつ分散してそれらの高校に入っていくことになる。ごく少数のエリートが越境して遠くの高校に進学し、また、公立高校に入れない人や変わり者が遠くの私立校に進学する。そういう子は始発電車で通うとか、下宿するとかしなければだめである。その状況は今も変わっていないだろう。

普段、うちの子を見ていて、自分より馬鹿だよなと思っていた。
私も成績は大してよくなかったが、中学内の実力テストなどの順位からいくと、私のほうが子供たちより出来がいいといえる。
それで、子供たちは大したこともない高校に入ったわけだ。

今まで、自分の故郷の高校の偏差値というのはなかなか資料がなかったので、うちの子の高校と比べることはできなかったが、ずっと上であると思いこんでいた。
きょうはそれを見ることができるので、子供たちに自慢してやろうと思った。

ところがである、びっくり仰天!
馬鹿だと思っていた子供たちの高校のほうが、私の出身高校よりずっと偏差値が高いのだ。ウソだろう。いったいどうやってこの数値を出しているんだろうか。

しかし、それが現実か。やはり都会と田舎の差なのであろう。
確かに大学進学率など見ても東京と田舎では差が歴然だ。

都会の子は子どもの頃から皆塾などに行っているし、地域全体の意識が違う。
私の故郷は、ある掲示板では全国で最低の学区などとバカにされていた。
地元ではエリート高とされているが、全国的に見るとかなり程度が低いという問題地域らしい。
そういえば、昔から「素質はあるのに意欲が足りない」というのが母校のカラーだったことは確かだ。教員も生徒ものんびりちんたらしているわけだ。それは今も変わらないかさらにひどくなっているらしい。

自分の母校にはがっかりだが、バカ高校だと思っていた子供の高校の偏差値が意外にも自分の高校より高かったのは、逆に嬉しかった。
変なもんだな。

それにしても、こういう偏差値表は、公立の滑り止めにしている私立校のほうがずっと偏差値が高く記入されているのに驚く。それはおかしい。

地域の誤差や、公立と私立の誤差ははげしく、あてにはならないものと見た。

コメントを投稿