山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

就職難

2010-01-09 11:44:14 | 日記
最近は、就職難で大変らしい。
うちの場合、幸いにも、24歳と21歳の娘たちは正社員として働いている。
長女のときは、まだこの不景気になる直前の年であり、かなり就職状況はよかった。
次女の場合は、ちょうど1年前に就職が決まったわけだが、不景気になり始めたばかりのころで、まだ世の中にその実感がないころでもあり、また専門学校卒ということで、その分野の仕事につくことができた。
大変なのは、次女の同級生である。今大学3年だが就職活動はかなり厳しいようだ。
また、長女の同級生でも2年浪人している人などがいるのだが、卒業を間近にして、まだ就職先が決まらない人もいるようである。いい大学に入ろうと浪人までして入ったのにこの状況では、適当な大学に現役で入ってしまって早く就職したほうがよかったかもしれない。しかし、それも結果論である。
次女の場合は、大学に行かなくてよかったと言っている。大学で学びたいことが決まっており、大学を出なければ就けないような職業を目指しているのならともかく、何の目的もなくとりあえず大学に行っておこうというような人は、就職を迎えてさらに進路に迷ってしまうようである。
そんな中で、最近多いのは、大学を卒業したあとで専門学校に入りなおすというものらしい。一旦卒業してしまうと新卒ではなくなってしまうからだそうだ。
それもいいかもしれないが、この場合、これができるかどうかは親の財力にかかると言っていい。専門学校の学費もバカにならず、大学の学費よりも高いくらいである。裕福な家の子でないとそんなことは許されないはずだ。なんでも金の力だと思ってしまう。

また、自動車学校の話になるが、自動車学校に通っている学生というのも裕福な家の子であろうと思える。
私自身を思い返してみても、若い時に運転免許が不要だったから取らなかったとも言えるが、実際取りたいと思ったところで、そんな金銭的な余裕はなかったと思う。
短大のときは、田舎から東京に出てきてアパートで1人暮らししていたわけだが、親は学費と家賃と生活費を仕送りするだけで精一杯であり、夏休み中に田舎に帰ったからといってその間に自動車学校に行くなどということは毛頭考えられず、温泉旅館でお掃除のアルバイトに明け暮れていたのが実情である。
そこにいくと、地方から東京に来ている4年制の大学生は時間にも余裕があるようだが、親が費用を出してくれれば東京の自動車学校に通うことができるだろう。また、都内の大学生は自宅に住んでいるのだから、よけいに自動車学校には通いやすいといえる。
だから、私の周囲を見回しても、地方出身で東京の人と結婚した短大の友人などは、私と同様運転免許を若いときに取らないで終わっているが、意外に東京に実家のある人は運転免許を持っているのである。
今、周囲を見回すと、東京の自宅にいるからと言って、やはり親のほうに財力の余裕がなければ、こどもに運転免許を取らせる予算がないという人も少なくない。不景気で就職難だから資格のひとつに運転免許でも取っておけば、男の子などは特に有利ではないかと思ったりもするが、なかなか簡単にはいかないようだ。なんでも金だ。

うちの夫も定年を間近にするような年齢になって、普通免許がないというとバカにされるようだが、夫の場合は父親が早くに亡くなり、高校から大学まで勤労学生であったため、考えてみればお金も時間もないという境遇。免許を取る機会がなかったのはあたりまえだ。それで、私なども、自分の子どもが社会人になって独立してくれて、やっと自分が自動車学校に行けるような状況に至ったのだ。

なんだか、また支離滅裂になってきたが、学歴や資格がないのは、その人のやる気だけの問題ではなく、財力が大いに関係してくると思うし、就職難だから学校に行き続けるのが本当にいいことなのか、企業はアルバイトをして働いていた若者よりも、親に学費を出してもらって専門学校に行っていた若者を採るものなのだろうか、それでいのかと、ちょっと疑問に思う。

2 コメント

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息子と娘 (女王)
2010-01-09 13:50:24
私には息子と娘がいるのですが、息子の方はそこそこ勉強はできるけど、自分が何をやりたいのかわからず、とりあえず大学に入ったタイプ。
娘の方は洋服やヘアメイク、インテリアデザインが好きで、やりたいことがハッキリ決まっていたのでデザイン系の専門学校へ。

息子は卒業間近になっても「絶対ココに就職したい」という強い希望はなく、採用してくれるところならまぁいいかという感じで大手のドラッグストアに就職しました。
ここで3年間勤務したあと、アッサリ辞めて、その後はコンピュータ系の専門学校へ入りなおし、現在はSEをやっています。

専門学校は自分でローンを組んで入ったみたいで、そのローンを完済したところで結婚。
離婚家庭なので、ホント何の援助もしてあげられなくて申し訳ないと思いましたが、いっちょまえの男になってくれて、その点ではとても喜んでいます。

反面、娘の方は専門学校まで出たのに、未だプータローで、就職難の波をまともに受けてしまったようです。山形に住んでいるので、需要が少ないのかな?とも思いますが・・。

金銭的に恵まれている方がいいとは思いますが、絶対とも言えない。
ないならないなりに子供たちそれぞれが自分の行く道を模索して行くしかないんですよね。

息子には、もうお嫁さんがいるから、放っておいてもいいんです。今年は娘の精神的なバックアップをさりげなくやっていこうと思っています。金銭的にはまず無理なので(笑)。

まとまりもなく、ただ長いだけのコメントですみません。
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Unknown (飛鳥)
2010-01-09 21:01:03
親としては、いろいろと気をもみますよね。今は良くても後はどうなるかわからないし、今は心配でもそのうち自分の道を開いて行ってくれるかもしれないし、人それぞれですし、予測も不能ですね。
結局は本人が選ぶ道だから、見守って応援するしかないかな。
うちは早く自立したようですが、自立せざるを得ないような境遇だからで、親戚では裕福なため、かなりの年になっても仕事もせずに習い事に明け暮れている娘などがいます。この子は将来自分で生きていけるのかとちょっと心配。いつまでも立派な父親が健在とはかぎらないですものね。だから裕福なのがいいともいえないですよね。
うちの娘たちはまだ勤務年数が浅いので、今のところ順調ですが、この先はどうなるやらです。いずれにしてもたくましく生きていってほしいです。
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