山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

朝のいらだち

2006-03-04 01:46:28 | 未分類過去
このあいだ、すすめられて講演会に行ったのと同じ団体の人が、今度また大きな規模の講演会に行かないかと誘いに来た。
それが、最初は留守中に置手紙があったのだが、その後いつだったか一回たずねてきて、そのあと又、平日の朝たずねてきたのである。

前回来たとき、手紙で用件を知っていたので、「その日は会社があるからだめです」と答えたら、「お休みをいただけませんか?」とのこと。「決算期だから休むわけにはいきません」と言うと、「お願いしてみなければわかりませんよ。早々とあきらめなくても。・・・とにかく休暇願いを出してみたら」などと的外れなことを言う。
「私は会社が忙しいときに私自身が休みたくないと思ってるんです。だからお願いもしません。自分が本当に会社を休んでまで行きたいと思いようなことなら、自分で休みます」と言った。
しかし、「この講演は山本さんに絶対に役に立つものだから今すぐに結論を出さないでぜひぜひ考えておいて」としつこく言われて、面倒くさいのでそのまま別れていた。
それで、また改めて誘いにきたというわけである。

この団体の人や宗教関係の人などは、週末や私の会社が休みの日などを覚えていて、そういうときを見計らってつぎつぎにやってくるので、休日はうんざりしてしまうし、恐怖にも発展している。せっかくの休日くらいそっとしておいてもらいたい。

私は休日は家にいても昼寝をしていることが多く、昼寝中は誰かがノックしてもいちいち起きて出るのが億劫だ。ところが、休日だからいないはずはないと思うのか、延々とドアをノックし続ける人などがいる。それでいやでも目が覚めてしまうのであるが、そうなるとそのしつこさに追い詰められて体が固まってしまい、ますます布団から出られないような精神状況になってしまう。
そして、全然関係ない電話などが鳴っても、もう取るのもいやになって放置している。それが何度も何度も数分間隔で鳴ると、もしかしたら何か緊急の電話なのだろうかなどと非常に不安になるのであるが、やはり電話を取ることができないような精神状況になっている。
一種の精神病ではないかと思う。

そのようなことを繰り返すうちに、休日を狙って来ていた人たちは休日にはあまり来なくなったのであるが、こんどは平日の朝や夕方に来るようになってしまった。

これもまた、私にとっては非常にストレスであり、夕方帰宅すると、それを見計らったようにやってくるわけで、どっと疲れが増してしまうのである。
朝は出勤時刻ちょうどに来たりして、「もう遅刻しちゃうんで、すみませんっ!」と無視するような感じでそのまま出かけてしまったことがあるのだが、そうしたら今度はその時刻よりも30分くらい早くやってきた。そして「お時間はとりません。ほんの2~3分で」などとニコニコしているのだが、こっちは自分の弁当をつめなくちゃ、化粧はしなくちゃ、髪の毛にもドライヤーをかけて寝癖を直さなくちゃ、伝線のないストッキングをさがさなくちゃ、などと言うときに、本当にはなはだ迷惑なのである。
それで、「時間がありませんからっ!」と一言言って相手にせず、門前払いを食わせるのであるが、なんか朝からげんなりとすごい脱力感である。

この人たちは専業主婦であるのだが、そういう人たちは団体活動や宗教活動を生きがいのようにしている。それで、私が仕事に出かけるよりも早い時間から準備をして家を出るわけで、その人たちは早朝に夫や子供の弁当を作り、化粧もし、すでにすべき物事を済ませてウチまで訪問してきているということである。
だから、「働いていない人間には出勤前の忙しさが判らないんじゃないのっ!」などと偉そうには言えず、逆に、出勤前にバタバタと時間に終われるような生活しかできない無能さを見せているようでもある。

しかし、こっちが生活のために必死で働いているときに、なんか同好会のような、趣味の集まりのような集団の人が2~3人連れ立ってぞろぞろ押しかけてきて、余裕で楽しく好きな活動に打ち込みながら、自分の都合のいいことを人に押し付ける暢気さに、言い知れぬ苛立ちを覚える。





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