山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

寿司運び奮闘

2018-08-14 22:45:01 | 日記2018
先日、帰省中のこと。
実家に客がやってきた。
昼ごろ到着することが午前中にわかったので、宅配の寿司を取ることにした。

故郷は観光地ゆえ、お盆でも店は休みにならないし、この日はお盆前の週末で観光客が多い時だった。
昼近くになれば、店も来客で混雑するので、早めに宅配してもらおうと、朝一で受付時刻が来るのを待って電話した。

にもかかわらず、一番早くて11時45分だというし、しかも宅配はできないことがわかった。
人手が足りないんだそうだ。田舎には大学生のアルバイトとかいないからね。

持ち帰りならできるというので、他に頼める店もなさそうなので、取りにいくことにした。
家からそこまでは徒歩で20分以上はかかる。11時45分に受け取っても、12時は過ぎてしまう計算だ。
万が一、待たされでもしたら大変だから、早めに取りに行こう。

そう思ったものの、到着したのは11時48分頃だった。
直線距離ならもっと早いんだけど、国道に横断歩道がなくて、400mくらい余計に歩かないと行けないのだ。

やっと着いたと思ったら、寿司はプラスチック製の丸い大きな寿司桶に5人前くらい入っており、蓋も透明なのがついて、それを透明なビニール風呂敷で包んでおり、それを炎天下にかかえて実家まで帰るのだった。

保冷剤はありますか?と聞くと、なんと「無い」のだそうである。

そんな・・・
では、氷はありますか?と聞くと、ビニール袋に入れた氷を、ケースの中央にポンと載せてくれたのだが・・・
これって、周囲はどうします?
周囲から熱が入るじゃん。
灼熱の日光が当たるじゃん。
莫大な放射熱だよ。
生卵をおくと目玉焼きになるんだぜ
生魚の鮮度はどうなるの?

そこで、「氷をもっとくれ」と頼んで、寿司桶の蓋の上一面に広げるようにビニール袋をふたつ並べて冷やすようにした。
店のひとは、「重くなりますよ」という。
しかし、重くなろうとなんだろうと、鮮度が落ちるよりはマシだろう。

いや、確かに重いわ。
炎天下のアスファルトの道路を歩いて帰る。

「なんで、保冷することを考えないんだ?この店は」と思ったが、地方って、車があるのが当たり前なんだろうね。冷房の効いた車で運ぶんだったら、保冷剤もいらないか。

もともと宅配用のチラシを配っているのは、近隣だから、車で5分くらいのはずである。
それが、歩いて運ぶ客がいるなんて、想定外なんでしょう。

はあ・・・

日傘持ってくればよかったな~~
そうすれば、日よけにもなったし、と思ったけど、両手で寿司をかかえてたら、たとえ日傘があってもさせないよね。

それにしても、なんで透明なんですか?この蓋や風呂敷は・・・。
直射日光の放射熱と日陰の違いはどれだけあるかわかってんのか?

汗ふきタオルを蓋の上に広げて載せ、できうる限り日陰を作り、根性で運んだぞ。

到着したら、すでに客が来ており、12時を15分も回っている。
氷をもらったり、いろいろしているうちに時間がかかってしまったのだ。

汗みどろ、滝汗だよ。
そして、氷をよけて差し出すと、
「なんだね、こんなにたくさん氷を載せたら重いじゃ」と母。

はあ~?鮮度が落ちるよりいいだろうが~~~

そうしたら、氷の重さで、プラスチックの蓋が圧迫され、握り寿司や軍艦をつぶしていたのだ。
なぜか、マグロのトロの一部分は茶色くなっている。

いやおかしい。氷で冷えていたから腐るはずないけど、なんかまずそう。
思うに、氷の冷たさか重さで、赤い色が茶色になったのかな?

確かに、鮮度は落ちてなかったのだが、色が変わっているところがあり、つぶれているものありで、見た目があんまりおいしそうではなかったのだった。

なんやかやで、何かと文句を言われ、寿司ではなく、近くの魚屋で刺身を買ってくればよかったという人間や、寿司を食べる気分ではなかった、などという人間もいた。

寿司がちょっと遅れたので、その前にデザートを出してしまい、それでお腹がいっぱいになったのか、あまり食べてくれなかった。

寿司のセットも色々な種類があったが、あっちのほうが良かったとか、言いたい放題。

行動する人間に落ち度があると、非難される。
傍観する人間は、結果について何でも言うさ。
ああすればよかった、こうすればよかったと。

もう知らんわ。

私は頑張ったつもりさ。

コメント    この記事についてブログを書く
« 不可思議なこと | トップ | 甘い物いらない »

コメントを投稿

日記2018」カテゴリの最新記事