山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

パソコンを始めた時

2007-02-12 16:26:53 | トラックバック練習・ご意見板
パソコンの前はワープロを使っていた。
夫は私より早くからパソコンを買いチャットなどして遊んでいたが、いつも独占していたし、私は操作がわからないのでそれに触ることはなかった。
職場では、6~7年前、日本語学校の教員室にひとつだけパソコンがあった。それを使う人は使っていたが、私は消し方もわからない状況だった。
機械というのはスイッチを押してオフにすればいいと思っていたが、パソコンはそのような消し方をしてはいけないと聞き、消す必要のあるときは、操作のわかる同僚がやっていた。

そのうち、パソコンがあればメールで文書を送ることができるので、パソコンを自宅に持つ同僚が増えてきた。
日本語学校では講師たちがテストや問題集などを部分ごとに分担して作ったりする。それをまとめてひとつのものにするわけだが、決められた日までに集めるためには、非常勤講師が授業のない日にわざわざ持参するなどということもあった。
持参できない場合はファックスで送ることもあったが、そのまま使うとあまりきれいではない。また、内容の一部変更などができない。そして、人によって文字数や行送り・字体などが違って何枚かの連続したプリントにすると変だった。
そのようなことを解消するためには、ファックスで送られた内容を常勤講師が打ち直すという手間がかかってしまった。
それが、パソコンのメールに添付して送れば、変更も編集も自由にできるわけだった。

私がパソコンを習い始めたのは平成14年で、同じ頃自分のパソコンを買ったようだ。そのとき文化センターのワードの講座を20回くらい受けに行った。教室には女の先生が2人いて、個人レッスンで初心者にわかりやすく教えてくれたので、基本から無理なく教わることができた。
最初はマウスの持ち方もわからないし、右・左クリックだとかダブルクリックだとかもわからない状況だった。
そこで初級コースを修了し普通の文書を打つには困らない程度にはなった。
ワープロはお払い箱になり、その後は授業で使うプリントもパソコンで作るようになった。

その後、不動産会社に勤めていたときには、毎日パソコンで報告書を打っていた。
きまったフォームに入力するのと、ワードで文書を作ることだった。
特に必要にせまられたわけではないが、その会社で、無料パソコン講習が行われるというので、やったことのなかったエクセルを選んで受けたのだが、このときは散々だった。
1日で初級を終わらせるという超特急のもので、ひとりの講師の説明による10人以上の生徒という形の一斉授業だった。進み方が速すぎて、覚える前に次々に進んで行くから追いついていけない。
ちょっと手が滑って何かのキーに触った瞬間にとんでもない画面がでてしまったりした。いったい何がどうしてそうなったのかわからず、講師を呼んで直してもらった。
また、言われるとおりにしているつもりなのに、他の人と同じように進むことができなくて、何度も講師を呼んで質問するような状況で、大恥をかいてしまった。
周りの人たちはぜんぜんそのようなことがなかったので、みんなは以前にいくらかやったことがあるのか、それともアタマの回転がいいのか、いや、私のアタマがよほどバカなのではなかろうかと落ち込んでしまった。

この講習は勤務の無い日の自由参加のものだったが、結果的には後々のためには受けていてよかったとつくづく思う。このときはうまくできなかったことも、そのときにもらったテキストで復習し、表計算など一通りのことはできるようになった。

その後、また日本語学校で働いたときには、エクセルでテストの採点表をつくって平均点をだしたり、出席率を出したりして、成績をつけることができ、それを自宅から学校に送ることもできたので、大変便利だった。

今の会社はワードとエクセルの基本操作ができることが採用の条件だった。アクセスも使うというのでパソコン教室に行って基本を習ったが今のところ特に使うことがなく、内容は忘れてしまった。
今の仕事では毎日パソコンを使うが、会社で共有保存しているデータを取り出して作業をすることが多くなり、自分個人が文書を作成するというのとは違う基本的なパソコンの知識が必要になってきた。それで、入社した当初はまたパソコン教室に通い、不明点が出るたびに教室の先生に聞くということをしていたが、これもすごく役にたった。

わかる人には常識的なごく簡単な操作が、わからない人にはどうしたってわからないわけで、素人の疑問に答えてくれ、すんなりと問題解決してくれるのは大変ありがたい。

まあ、とりあえず、そんな経過をたどって今に至っているしだいだ。



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