山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

ベートーヴェン ピアノソナタ

2010-12-11 15:16:39 | 日記



昔、ピアノを習っていた。
最後の頃に弾いていた曲はこれだ。
ベートーベンのピアノソナタ第8番?第3楽章。
意外と好きだった。
ピアノソナタ第8番は「悲愴」だ。1楽章は有名だ。
しかし、1楽章も2楽章も弾かずに、3楽章が宿題だった。
たしかに、1楽章を弾く柄じゃないし、人間性もないし、技術もなかったんだろう。
3楽章だって、ピアニストの演奏に比べたら、もう全然違う。
だいたい、当時の私は、お手本になる演奏を聴いたこともなかった。聴こうという気もなかった。ただ、楽譜を見て弾き、先生に言われたように直すという感じだった。
だから、今、改めて聴くと、ここはこんなふうに弾くべきだったのか、という発見がある。
昔、You Tubeがあったらよかったな。
まあ、パソコンなんてものは存在しなかったからね。

私のピアノ歴。
小学校1年生のときに初めてピアノを習いだしたが、バイエルが終わったくらいでやめた。
当時は、電気オルガンだ。
そのあと3年生のころに、また習い始めた。アップライトのピアノを買った。
ブルグミュラーやソナチネをやった。そしてほどなくやめた。
中学になって、また習い始めた。そして、またすぐやめた。
中3から高2くらいまで、また習った。それが最後だ。合計、4人の先生に教わった。
私が高校生のときには、姉が音楽短大を出てピアノ教師をしていたので、家にはグランドピアノもあった。クラシック全集のレコードもあった。でも、あまり聴かなかった。レコードって面倒くさい。表面のほこりを取ったり、ステレオの針を液体のマニキュアみたいなのでふいたりしなきゃならなくて、いつ針をぶっ壊すか、レコードに傷をつけるかって感じ。ひやひやだ。細心の注意を払わなきゃならなかった。姉がいないときに、こそこそやっていた。

もっとちゃんと習っとけばよかったなあ。
人生は1度しかない。そんなこと考えてないんだよね、子どものころは。
それでも、ピアノソナタを弾く経験ができて、よかったと思うよ。


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