山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

Raphael - 症状3

2016-03-31 00:58:51 | 音楽
“Raphael at NEVER”っていうアルバムが、近いうちに発売されるのかな?

そのアルバムの中の最後の曲が、改めて収録される「症状3」だそうだ。

Raphael - Shoujou 3 ~ XXX Shou (PV) 480p


この歌は、印象が強いので、以前このブログに選んで載せたことがある。
“riceの14年を想う”
今日、聴き直してみたけれど、やっぱりすごい。
ラファエルってバンドは、ただ者ではなかったと思う。
私は、別にビジュアル系ロックバンドが好きなわけではないけれど、これって、芸術としてすごいと思う。

芸術っていうのは、美しいだけではなくて、強い怒りや割り切れない感情が爆発しているものだ。一種の狂気であるけれど、でもそこに、生命力や前へ進もうという力や、愛もあふれているのだ。

ここで聴きとれる歌詞にはこんなものがある。

♪生まれ持った不平等。

♪生まれた姿は誰も選べないから。

♪生まれてきた君たちに優劣などはない。
♪誰もが誰にもないすばらしさ 持っているから。

♪すべての僕らがいつか 解れる日を信じ  
♪歌い伝え続けよう 生まれたままの僕で。

この歌はベースやリズムもかなり好きである。ユキトさんのしっかりとしたベース音が打ち続けられる部分が、たまらない。もちろんヒロさんのドラムも一緒に作り上げている。
間奏には古めかしいパイプオルガンのような音質も使われ、また新しいシンセサイザーのような音質の部分もある。華月さんのギターのソロ部分もすごいとは思うが、何よりも作詞作曲がすごい。魂を削っている。だから亡くなってしまったのか…。天才って、そういう人が多い。
有紀さんの歌は、この頃も若いなりにうまい。メンバー4人が造り上げている音楽の世界はすごいものである。

こんなことをいちいち拙い文で書くと、逆に興ざめである。本当は何も書かないほうがよいかもしれない。

この歌を、30代になった有紀さんは、今度はどのように歌うんだろうか。


追記6/12:「症状3.xxx症」は最後の曲ではなく9曲目でした。CD“never”の最後の曲は「夢より素敵な」でしたね。

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