山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

異文化理解1 ~排泄行為~

2007-08-06 01:48:31 | 未分類過去
日本語学校に勤めて驚いたことのひとつに、中国人の学生がよく授業中にトイレに行くことである。まるで幼稚園児ようだ。ちゃんと休み時間に行ってきなさいよなどというが、生理現象をダメとは言えないので許可する。
このひとたちは、授業はあまり重視していなくてトイレを優先にするらしいと思ったわけだが、男子学生のみならず、なかなか美人の女子学生までが、「先生、お腹が~、トイレに行ってもいいですか?」などということが少なくもない。
考えてみれば、自分自身でも、授業中にトイレに行きたいなという状況になったことはたしかにある。しかし、よほどの緊急事態でないかぎりは日本人の場合がまんするのであり、かなりの緊急事態でも究極まで我慢するケースが多いと思う。
しかし、中国人のトイレに行く状況から考えると、緊急ではなく、単に「もよおした」だけで行く人が多いとしか思えない。
そして、日本人は、「排泄」というものは、できるかぎり人目に触れないようにという感覚であるが中国ではそうではない。中国のトイレには鍵がなかったり、扉がなかったり、あっても壊れていたりしても平気だし、のぞいてみて、「ああ、人がいるわ」と判断するのが普通のようである。排泄なんか誰でもするもんだから、なんとも思わないらしい。
小さな子どももお尻のわれたズボンなんかをはかされていて、もよおすとそのまましゃがんでぱっと地面に済ませるなどということらしい。

大人も子どもも排泄を我慢することはよくないという常識なのだろう。
こういう習慣には驚くものの、まあそんなもんかとそのうちに気にならなくなった。

あまり安易にトイレに行くのはどうかと思うが、究極まで我慢する日本人のほうが変ではないかとも思う。

2 コメント

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たぶん (はたやん)
2007-08-07 02:46:07
聞いた話なので信憑性に乏しいのですが、中国はかつて戦争が繰り返されてきた国であり、「周囲の状況に対応できる」よう、トイレはドアが無く、入り口に向かって座るらしい。

仮に中国に行けば一度挑戦したいと思いつつ、日本人の感覚だと勇気が要りそうですね。

問題は、日本人の衛生観念が通じないトイレ事情ではないかと・・・
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Unknown (飛鳥)
2007-08-10 00:20:27
6年くらい前に北京に行ったときは、都会だということもあり、どこもドアがあって水洗でした。
でも、鍵が壊れているのが多かったです。
水洗でありながら、トイレットペーパーは流してはいけないということで、使用済みの紙をトイレの中のゴミ箱に捨てるという方式でした。表向き水洗のように見えるのですが、浄化槽などの設備はないのでしょう。
街の中では、その紙の山を積んで走る荷車つきの自転車などが走り、それが丸出しなので風に飛ばされて路上に落ちたりなどしていたようです。
あれから、何年もたつので、少しは変わっていると思いますが、テレビで様子を見ると、相変らずトイレや乗り物に「並ぶ」ということをしない国民性のようですし、平気でタンを吐くし、オリンピック開催時も大変そうですね。これを機会に改善されることを期待します。
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