山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

ショパン国際コンクールについて

2020-06-10 00:34:10 | 日記2020

 

ショパン展の中で「ショパン国際コンクール」についての展示もあって興味を持った。 

ショパン国際コンクールは、ポーランド国立ショパン研究所によって1927年から行われており、現存するピアノコンクールの中では世界最古のものである。

5年おきに行われていて、第二次世界大戦のころに中断されたこともあるが、今年2020年が第18回目になるはずだった。ところが、新型コロナウイルスの世界感染によって、来年に延期になってしまったそうだ。

 

スポーツ選手にとってのオリンピックや重要な試合と同じように、ピアニストにとって重要なコンクールの延期は、とてもショックで大きな影響があるだろう。

 

コンクール開催日は、毎回ショパンの命日である1017日前後3週間の間に行われている。

1955年までは、ポーランドかソ連のピアニストが優勝していた。第6回目の1960年に初めてイタリア人が一位になったそうだ。優勝者がいないときもある。

予備審査・予備予選・一次予選・二次予選・3次予選・本選と進んでいくが、課題曲はすべてショパンの曲である。(展示内容をちゃんと覚えていないので、今wikiで調べて書いている。)

 

日本人は第3回目に原智恵子が日本人として初出場した。

7回、1965年に中村紘子が4位に入賞した。この人は有名だ。

8回、内田光子2位。

11回、1985年の1位は、ソ連のスタニスラフ・ブーニンで圧倒的に優れていたそうである。私も音楽には全く詳しくないが、ブーニンは知っている。

このとき、小山実稚恵という人が4位になっている。

12回は、横山幸雄が3位、高橋佳子が5位になっている。横山幸雄は、私はyou tubeで初めて知った人だが、ショパンコンクールの入賞者だとは知らなかった。

13回では宮谷里香5位、第14回では佐藤美香6位。

14回の1位はユンディ・リ(中国) この人もユーチューブで知った。

15回では山本貴志・関本正平が4位。 

17回の一位はチョ・ソンジン(韓国) この人もユーチューブで知った。

 

16回以降、日本人は入賞していない。ある情報によれば、ダイナミックな個性ある演奏ができないからだとか? 18回はぜひとも入賞してもらいたいものだけど、今年は中止になってしまって残念だった。

 

ショパン展の展示で興味を持ったのは、このショパンコンクールのポスターである。ポスターにもまたコンクールがあって、どのポスターが選ばれ採用されるかが競われる。いろいろなデザインのものがあって素敵だ。ポスターの絵葉書が売っていたら買いたいなと期待していたのだけど、売っていなくて残念だった。

 

そして、漫画「ピアノの森」(一色まこと 作)の展示もあった。この漫画ではコンクールの場面なども描かれていて、原画が展示されていた。

アニメでは、ピアニストたちが演奏して収録しているが、主人公のピアノを演奏したピアニストだけは秘密らしい。

 

追記:

原智恵子(ショパンコンクール第3回のとき日本人で最初に出場した人)の演奏がyou tubeにありました。

 ショパン スケルツオ №2 原智恵子

この人は、入賞はしなかったのですが、聴衆からは高い評価があったそうです。

 

 



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