何週間も前から藤原正彦氏の「知れば知るほど」というエッセイ集を読んでいる。
読めばそれなりに面白いのだが、個々のエッセイを読んでは止まっているため、なかなか最後まで読み終えない。図書館の返却期限が過ぎているので、早く読まねば。
全部読んだら、読書記録として読後感を書こうと思っている。
ところで、今日読んだところは「ベートーベンのコーヒー」というエッセイだ。
コーヒーの内容はともかくとして、ここに「父が直木賞をもらい・・・」という文言があった。
えっ?父って誰?
藤原正彦という人は、以前から数学者だとは知っていたし、新聞や雑誌などで、この名前を目にしていたこともあり、なじみがあった。しかし、直木賞を取った人の子どもだったとは。
調べてみると、父親はなんと「新田次郎」ではないか。
これって常識? 知らなかったのは、私だけかな?
そして、母親は「藤原てい」。この人の名前も知っている。
両親が作家なんだから、文才があるのは血筋かもしれない。
新田次郎の本名は藤原寛人というそうだ。
藤原正彦は、数学者がたまたま文を書くのが得意でエッセイを書いたり、人生相談の答えを書いたりしているのかと思ったら、この人、文を書くプロってことでいいんじゃないか?
とまあ、今回ここに書きたかったことは、
藤原正彦は、両親が有名な作家の息子だったってことを、私が初めて知って驚いたということです。
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