山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

着物体験付き旅行

2017-05-31 00:25:01 | お題
このまえ、あるショッピングビルで募集していたのだけど、日帰り旅行の中に、着物の着付け体験と、そこで着た着物姿で、日本的な風情のある街を散歩する、というようなイベントがあった。

着物は持っていないし、自分では着付けもできないので、そういう機会に体験してみたいものだと思い、ちょっと興味を持ったのだが・・・。

チラシを見ると、どうやら、私のような初老のオバサン対象ではなく、若く美しい女の子に参加してもらいたい空気満載で、あきらかに、私は招かざる客だなと感じた。

この旅行に参加できる人数も、それほど多くはなく、おそらく参加した人の様子を写真に撮ったりするのであろう。

呉服屋さんとか、何かが関係しているのかもしれない。

50歳を過ぎると、今さら、これから着物や着付けを始めるなんておかしいのであって、もしそういうものに興味があるんだったら、とっくにやってるはずの年齢であろう。

それから、着物を着るってことは、それなりに着物が似合う容姿をしていないとけない。
すらりと細身で背が高く、首も細くて長くて、髪の毛をアップにすると襟足がきれいだったりするのが望ましい。

今時の若い子は、結構スタイルも良いし、若いというだけで美しいのだ。

私くらいの年齢になると、自分の美を追求するというよりも、日本人であるからして、伝統的な服装を着て歩いてみたいといような動機である。中年太りのオバサンなんて、和服姿なんか美しくもなんともないくらい自分で分かっている。外見ではなく、自分の心の体験をしてみたいわけなのだ。

冠婚葬祭等では、何度か着物を着たことがあるが、そうではなく、普段着やちょっとしたお出かけのよそおいとして、和服を着てみたいと思ったりする。

でも、なかなか自分ではできるものではないのだ。

呉服屋さんが、着物体験なんか企画するとすれば、それは着物を売りたいからだと思うけど、そういう意図にはちっとも答えることができない。

外国人が、着物を着て楽しんだりしているけれど、それだけでも結構な値段がするもので、日本人でもなかなかできることではない。いや、日本人のほうが、そういう機会は少ないだろう。

日本の伝統文化は、外国人のほうが体験しやすくなっていると感じる。

オバサンでもよくて、レンタル着物着付け&和風庭園散歩旅行。日帰り。または、温泉とおいしい料理付きで1泊2日、なんてのがあったら、行ってみたいな。