山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

残念すぎる本

2016-10-13 21:40:37 | 日記
校閲ガールで思いだしたんだけど、この前買って少し読んだ本が、誤植が多すぎてあまりにも残念だった。

まず、一番最初の見出し。



1“資源”といったい何を指すのか?
   


おいおいおいおいおい  

いきなり、読む気が無くなりませんか?



インジンムがミロンサイズで含まれる

はあ~????

インジウムじゃないの?  ミクロンサイズでは?



金、銀、インジンムが副産物

またインジンムだけど・・・

あれえ~??? インジウムじゃなかったかな????

こういう本で勉強している者にとって、

インジンムで覚えちゃったらどうするの?

インジウムは英語で「indium」だから、どうしたってインジムだよね。

まだいろいろあったような気がするのだけど、とりあえず、今パラパラめくったら出てきた。

この出版社、校正しないで本作ってる?

内容はいいはずなのだが、こんな誤植だらけの本に1600円+税をかけたとは、非常に残念である。




TVドラマ「校閲ガール」を見てみた

2016-10-13 21:26:16 | 日記
夫が2週分録画してあったのを、消さないでおいてもらったので、今夜見ることができた。
石原さとみは私も嫌いじゃない。
本の「校閲ガール」の内容なんか、すっかり忘れていたけれど、だんだん思いだした。
本には無かった内容もあった。

このドラマに関して、校閲者からは、現実離れしすぎているという批判の声も多いそうだ。そこは、ドラマだからいいじゃないという意見もあるそうだ。
確かに、特に昨日の第2話では、校閲者が編集者みたいなことをすることは、絶対にないと思う。(少なくとも私の経験においては。)

初校、再校、校了等、担当する人は経験によって序列があるし、新人の河野悦子(石原さとみ)が1人で校閲をして、誤植の責任を取るってことは普通はない。必ず複数の人が校正をして、校了は上のほうの責任者がするので、誤植が残っていたら、それは複数の人が見逃したということであり、最終責任者は校了で見逃した上司になるだろう。

また、一番非現実的だと思ったのは、校正者が著者の家に訪問したり、小説の現場を見に行ったりするような時間的余裕はあるわけがない。
とにかく、1日中、ゲラと向き合って、文字と対面し誤植を探すことに専念する。
時間との戦い。

まあ、今も似たような仕事だけど・・・。
確かに地味な仕事。

でも、校正部にも、派手な人や、ファッションセンスのある人はいる。
服装は派手だろうと地味だろうと関係ない。

それから、校正部の部屋は決して暗くはない。文字がよく見えるように、照明は明るくなっているはずである。
地下の暗がりってことは、あんまり機能的ではない。

まあ、ドラマだから面白ければいいんだけど、校正を業としている人たちは、校正部があんなだと勘違いされたら困るという意見が多いようである。

ところで、「校正」とは内容に立ち入らないらしく、「校閲」とは内容の検証などもするらしいので、多くは「校正」だけど、このドラマは「校閲ガール」だから、著作物の内容に立ち入っているのかもしれない。


「校閲ガール」がドラマに

2016-10-13 00:16:54 | 日記
今日、初めて知ったことだけど、石原さとみ主演で、「校閲ガール」のドラマが放送されているのだった。
10月から始まったらしい。日本テレビ、水曜日夜10時~11時のようだ。

そういえば、最近(1週間前くらい?)、このブログの「校閲ガール」の記事が、検索によってたくさん閲覧されていて、いったいどうしたわけなのだろう?と思っていた。

あの小説、そんな話題作でもないだろうけどな? と不思議だったのだ。

な~んだ、テレビドラマ化されたからだったのか・・・。

それにしても、驚くべきは、私がどれだけ「世事に疎い」かである。
だいたい、テレビドラマを見ない、新聞を取ってない、ということもあって、どういう新番組やドラマが放送されてるかなんて、全く知らないのである。

そういえば、先日のthinking dogsというバンドも、テレビドラマの主題歌を歌ってたらしいから、世間の人たちは、よく知っているのかもしれないな~

「校閲ガール」は、石原さとみのファンである夫が今夜テレビで見ていて、私も見てみたいとは思ったのだが、それよりも、今日の昼間に起きた東電のケーブル火災のニュースを台所の小さいテレビで見ていたのだ。

東京の大規模停電、やばいでしょ。老朽化であんな火災が起きてしまい、信号もATMも電車も全部停止してしまって、政府の機関や、警察まで停電で、それでも致命的な事故や事件なども起きてないというのは、幸いだった。
そして、日が暮れる前に電気が復旧するというのは、それはそれですごいと思った。

それにしても、自然発火なのか、人為的なものなのかは、まだ不明。これが、誰かの悪意による計画的なものだったら大変だ。
また、老朽化によるものだとしても、それはそれで、今後他の場所で起きないとも限らず、停電によって、都市の機能がマヒすることが恐ろしい。

なんか、ちょっと気味が悪い。
今日の停電で経済損失も多く、損害賠償とかあるかもしれないし、老朽化対策等大規模に必要となれば、そういうのもすべて電気料金に上乗せされるだけか?

そういうわけで、「校閲ガール」どころではないのである。